コラム

平常心を保つこと

常に平常心を保っていきたいものですね。

人は、心が乱される時がままあると思います。

すごく緊張したり、トラブルで動揺したり、怒りで心がイライラしたりして。

そんな時は、なかなか冷静になれないものですが、そういう時に、冷静になって平常心を保てれば、大きな失敗は避けることができます。

いつもの自分自身を取り戻すことができれば、いいのですが。

そのためには、心理学者・渋谷昌三氏が推奨されているのですが、ルーティンを作っておくことです。

ルーティンを実行することで、いつもの安定した心を取り戻せるということなのだそうです。

また、五輪メダリストでメンタルトレーナーの田中ウルヴェ京氏が、セルフトークの改善が、思考・メンタルのコントロールを可能にするのでは、と推奨されています。

ネガティブな心の声をポジティブに言い換えることだそうです。

また、日本アンガーマネジメント協会の代表理事・安藤俊介氏が、アンガーマネジメントを推奨されています。

怒りの感情を抑え込むのではなく、湧いてきた怒りにどう対処するかが、重要であると。

怒りの感情の衝動のコントロール、思考のコントロール、行動のコントロールというアプローチがあるそうです。

衝動のコントロールとは、怒りの感情をやり過ごすこと。

思考のコントロールとは、本当に怒るべきかを考えること。

行動のコントロールとは、重要でコントロール可能なことだけについてだけ怒る。

ことだそうです。

そうであっても、冷静になって対処していきたいものですね。

以上三つの方法をご紹介させていただきました。

仏典に、「心の師とはなるとも、心を師とせざれ」ともあります。

「わが心に対して師とはなっても、わが心を師としてはならない」という意味です。

弱い自身の心に従うのではなく、強い心を持っていきなさいと。

いつもの自分自身を取り戻して、平常心を保っていきたいものですね。

 

文章:シャーペン

 

画像提供元:

https://foter.com/d/d.php?f=https%3A%2F%2Flive.staticflickr.com%2F2494%2F4180965090_f037a5d639_c.jpg&s=bc6bfa7f6d4c43ba7b6d53575411ce0b

関連記事

  1. ビートたけしとは縁なさそう
  2. エッセイ:『日常』
  3. 欲しくなる心理のスキをつかれること
  4. 『プレイボール2』が最終回
  5. 『スライムを倒して300年、知らない間にレベルMaxになってまし…
  6. 藤井聡太七冠は前人未到の八冠を達成できるのか
  7. 価値を創造
  8. ネジが人を台無しにするとき

おすすめ記事

就労継続支援A型作業所が倒産する理由

 就労継続支援A型事業所(以下、A型事業所と略します)の倒産が増えています。そうなる…

短編小説:『最後は幸せ』

 私は体調に強い異変を感じます。これまではこんなことはなかっただけに、おかしいなと思…

阪急電鉄『甲東園駅』と周辺紹介

 阪急甲東園駅は兵庫県西宮市甲東園1丁目にある阪急今津線の駅です。甲東園の地主・実業…

創るということ

文章であれ絵であれ、制作するのには骨が折れるものですが、仕上げた後には何とも言えない嬉しい気持ちに浸…

「燃え尽き症候群」にならないために

周りの期待に応えようとして、過剰に反応しているとしたら。自分の欲…

新着記事

PAGE TOP