コラム

人の苦しみのわかる人に

 

人は、自分が苦労したり、

傷ついたりして、

初めて、人の苦しみが理解でき、

その人の辛さがわかるものなのだと思います。

その人の苦しみのわかる人になっていきたい。

同苦という言葉があります。

「他者の苦しみを自身の苦しみとして受け入れること」

という意味です。

人は、えてして苦しみは避けたいものですが、

同苦というものは、なかなかできるものではありません。

本当に自分を大切にできる人だけが、

同苦できるのだと思います。

そのような大きな心を持っていきたいものですね。

仏典に、「人のために火をともせば、我がまえあきらかなるがごとし」

とあります。

人のためが、自分のためになっていくのです。

ありがたいことですね。

仏典に、「鏡に向かって礼拝をなす時、浮かべる影また我を礼拝するなり」とあります。

一般的にも「他人は鏡」であると言います。

人を大切にすれば、自分も大切にされるということだと思います。

なので、自分を大切にしたいのであれば、人を大切にしないといけないのだと思います。

そういう自分になっていきたい。

人の苦しみのわかる人に。

すべての人にも。

 

文章:シャーペン

 

画像提供元:

https://foter.com/d/d.php?f=https%3A%2F%2Flive.staticflickr.com%2F2535%2F3953442786_d84e0d7817_c.jpg&s=db3a7531e37ab62c2ae759c6b6fcbf1f

関連記事

  1. 自分を責めるのはよそう
  2. フィッシング詐欺の手口
  3. コンフォートゾーンを抜け出そう
  4. 短編小説:『異常な世界』
  5. 佐藤 優『官僚階級論-霞が関といかに闘うか』モナド新書
  6. 不摂生な生活は、いろいろなところに波及していく
  7. 『すべて失っても…』残っているもの。
  8. 自分の評価を気にする人

おすすめ記事

有限な時間の中で

私たちは、限られた時間の中で生きています。誰もが死という事に向か…

怖い話『夜中の路線バス』

お酒を飲んで、すっかり帰りが遅くなってしまった。すっかり人も車も通らない道を、一…

農福連携で「あまうめ城っぷ」に従事して

画像:尼崎市農業公園での梅の実の収穫作業一般社団法人ひまわり 就労継続支援A…

世界の国と国旗☆第57回目 クック諸島

皆様こんにちはLewis Abe(ルイス アベ)です。いつも…

在宅勤務のメリット、デメリット(部下にプラス、上司にマイナスの大きい制度なのかもしれない)

前回は在宅勤務に向く人、向かない人についてとりあげました。今回はメリット、デメリット…

新着記事

PAGE TOP