仏典に、この様な説話があります。
昔々、雪山という山に寒苦鳥という鳥がいました。
その鳥は、夜は寒さに震えて、明日は必ず巣を作ろうと決心しますが、夜が明ければ、暖かさに身をゆだね、遊びほうけて時を過ごします。
巣を作らなければと思うのですが、ついつい先延ばしにしてしまい、とうとうまた寒い夜になり、寒さに震えて苦しみます。
そのようにして、一生を過ごしてしまいます。
誰でも経験があるのではないでしょうか?
しなければならない事があるのに、先延ばしにしてしまい、苦労をしてしまうということが。
例えば、夏休みの宿題で、しなければならないと計画を立てるのですが、ついつい遊びほうけてしまい、先延ばしにして、後で後悔をするということです。
筆者も、この様な経験が、多々あります。
ついつい先延ばしにしてしまうということが。
勇気を出して、自分の課題を先送りにせずに、挑戦していきたいものです。
皆さんは、いかがでしょうか?
苦労をするのは自分自身なのですから、雪山の寒苦鳥にならない様に、戒めていきたいものですね。
文章:シャーペン