コラム

男性の高齢者は幸せを感じにくい?

男性の高齢者は幸福を感じにくいということは、各種のリサーチで明らかになっています。
わたし(筆者)は中年ですが、いずれ老人になるのでとても気になるリサーチです。

そのなかで、老年期に幸福を感じにくいタイプは以下のような人である、という結論が出ています。

幸福を感じにくいタイプ

・身体的な衰えを受け入れられない。

・「稼ぎ手」以外の役割が見つからない。

・配偶者に依存し過ぎている。

・趣味や地域でのつながりがもてない。

・社会貢献への意欲に乏しい

・高齢期にそぐわない住環境である。

重要なこと

現役時代に会社以外でのひととのつながりがない男性の高齢者は要注意です。
とくに会社で偉い立場で、やめた途端地域社会では単なる無職の老人になってしまうと、その落差はとてつもないものになります。

リサーチでは、地域貢献・社会参加の度合を高める、家事の分担を多くする、
育児・家事・介護のスキルを身につけるといったことが重要になるということが判明しています。

また、別の研究では、外との繋がりを大切にする人は幸福度が高いことや、
家事をする時間がある程度長い男性の方が幸福度が高いという結果が出ています。

老いを受け入れ、できることを大事にする、という考え方が大事になるようです。
70代の人にとっては、「老いを受け入れる」ことは「個人差を受け入れる」とほぼイコールの行為であり、「いまの自分に何ができるのか」ということを前向きに考えたほうが、ずっと健康的に生きられるかもしれません。

まとめ

他者に思いやりの心を持てる人は大丈夫でしょう。
ここで重要なことは、思いやりがあるかのようにふるまうのではなく、実際にそうである、ということです。

自分の生き方を模索するほうが賢明だということでしょう。

 

文章:増何臍阿

 

画像提供元:https://visualhunt.com/f7/photo/52076809155/864a2abc6f/

関連記事

  1. ショートショート『幸運をもたらす亡霊』
  2. 『歩くこと』の効用
  3. 考えることはしんどい。だがしかし。
  4. 生涯一度は読んでおきたいダイアー博士の世界的名著「自分のための人…
  5. 残念賞はない
  6. 急な腹痛。貴方はどう対処していますか? ~腹痛を緩和する方法~
  7. 伊藤周平『社会保障入門』(ちくま新書):ケアを考えるシリーズ3作…
  8. 最低時給アップはA型作業所の利用者の収入増につながる

おすすめ記事

冬至にカボチャを食べる理由

 日本では冬至にカボチャを食べる習慣がある。どうしてこのようになったのかを以下に示す…

中小企業のウェブサイトが闇深い

84歳の親には「シフト表」と言っても通じないので、「当番表」と言い換えることにしました(挨拶)。…

しつこい男は嫌われる

女「あなたのことが好き」 男「気持ちが伝わってこない」女「好き、好き、大好き…

怖い話『守る人』

大学での昼下がりのこと。次の講義までの間、時間を持て余していました。&nbs…

パラリンピックで71歳の選手が出場権を獲得した

健常者のオリンピックでは、10代後半から20代の代表選手が出場していることが多い。3…

新着記事

PAGE TOP