誰にでも欲望があります。
こうなりたいとか、こうしたいと。
仏典に、「令離諸著(りょうりしょじゃく)」とありますが、諸(もろもろ)の著(じゃく)を離(はな)れしむという意味ですが、
「離の字をば明とよむなり」──「離」の字を「明らむ」と読むのであると仰せです。
執着を離れるのではなく、明らかに見ていく事が大事です。
欲望や煩悩は、誰にでもあり、それをなくすことは出来ません。
先ず、人間には、生存の欲求があります。それとは逆に、死にたいと思う事もあるでしょう。
それを、欲望と言っては言い過ぎになるでしょうか?
要は、それが、自分や人を苦しめないことが大事になってきます。
自分にとって、また、人にとっても、不幸にならないことが、大事だと思うのです。
なので、大いに欲望を使いきって、共々に、幸せになるために、明らかに見て、コントロールしていきたいものですね。
本末転倒にならない様に。
そう思います。
また、そう願います。
文章:シャーペン
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