就労

トラブルシューティングで大事なことについて

 

プログラミングやウェブ制作に特化した就労移行支援事業所に通っていた時に、ちょっとしたトラブルがありました。

貸与されたノートパソコンがWi-Fiにつながらず、講師の方に助けを求めました。

 

歴戦の猛者である講師の方が原因を突き止めるべく、BIOS画面を開いたりして色々と調べてくださいました。しかし、なかなか原因が分かりません。

 

講師の方が、パソコンに詳しくない支援員の方に聞くと、そのパソコンには機内モードにするための物理ボタンが存在することが分かったのです。

 

通常、WindowsだとWi-Fi設定のところに機内モードにするボタン(画面のなか)があるのですが、そのパソコンは背面あたりに物理的なボタンがあるタイプだったのです。

 

そんなのがあるとは講師の方々もわたしも思いもよらなかったので、あっけにとられて笑いがおきました。

 

このささいな出来事から教訓を得ることができました。

ここで大事なことは、トラブルシューティングにおいてあらゆる可能性を排除しない、ということです。

「それはないやろう」と思うようなことも考えに含めてみる。重要性の高いところから考えてみるのはもちろん大切ですが、なさそうなこともしっかり考えておくことが必要なんです。

 

考える範囲を広くする、ということはひとに聞いてみることも含んでいます。上の例だと支援員の方に聞いてみたことで、考えつかなかった事柄が発見できたのです。

 

さまざまな可能性を考えてみることや他者に相談するなどして広く意見を求めることなどが、トラブル対応には欠かせないことなのではないでしょうか。

 

 

文章:増何臍阿

 

 

画像提供元 https://visualhunt.com/f7/photo/21611856351/a169dc4eb4/

関連記事

  1. 『あまうめシロップ(仮称)』プロジェクトが始動しました
  2. 今では簡単な仕事でも、最初はチンプンカンプン
  3. 障がい者雇用率の引き上げについて
  4. B型作業所の工賃の差はあり、なし?
  5. 支援員に過度な期待をしてはいけない
  6. 障碍の種類によっては、障碍者枠であっても応募できない
  7. 厚生労働省のデータから見る就労移行支援事業
  8. 障碍者の就職活動は厳しい

おすすめ記事

【4コマ漫画】】 ロボのケンと丈司少年 第九話『空を飛びたいな』

『空を飛びたいな』漫画:こばまき&nbs…

炎上するのはハートだけで十分

出典:© いらすとや. All Rights Reserved.本当にそういうことですよね?…

怖い話『塀の裏側に見たもの』

それは駄菓子屋でアイスを買った帰りのことです。帰り道を急いでいると、いいタイミン…

苦しみを共有、解放するために

 自分の苦しみを共有、解放したいと思っている人は少なくない。そんなときは以下の手段が…

太陽ノック

『太陽ノック』乃木坂の楽曲にはメッセージがあるのでは?&nb…

新着記事

PAGE TOP