仏典に
「病によりて道心はおこり候なり」
とあります。
「病によって仏道を求める心は起こるものである」という意味です。
病気は、仏法では四苦の一つに挙げられていますが、その苦の解決は勿論のことですが、
浄名経、涅槃経には病がある人は仏になると説かれています。
病気によって、信仰を深め、仏の境涯を開くことができるのです。
この病は、単に体の病気と言われるものだけでなく、あらゆる苦しみや悩みとも考えられます。
なので、今、病気で苦しんでいたり、苦しみや悩みを持っている方は、希望を捨てずに、頑張っていきましょう。
臆さず、粘り強く、戦いましょう。一歩も退いてはならないと思います。
必ず乗り越えていく事ができるのだから。
この苦難を乗り越えていきましょう。
全てを、勝利するための試練と受け止めていこう。
負けじ魂を燃やして。
一切の不幸の根源である元品の無明を信の一字で退治して。
そう信じていきたいと思います。
文章:シャーペン
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