人生

其罪畢已(ございひっち)

 

「其の罪は畢[お]え已[お]わって」と読み下します。

 

不軽菩薩が礼拝行を貫いて、人々からの迫害を受けて、過去の謗法の罪を受け尽くして消し去ることができた。という事です。

 

原因結果の法則が、確かに存在すると思われます。

 

一生懸命に勉強すれば、それだけ頭が良くなるように。

 

怠けて勉強しなければ、その事については、何もわからない様に。

 

棒の片方を上げれば、その反対側も上がるように。

 

原理原則です。

 

これは、どうしようもない法則です。

 

過去にしたことが、現在、未来に、結果として現れるという事です。

 

過去にしたことは、関係ないと言い逃れは出来ないのです。

 

報いは、受けなければならないのです。

 

そう仏法では説きます。

 

けれども、ありがたいことに、この仏法を信じて実践することにより、転重軽受(てんじゅうきょうじゅ)と言いまして、「重きを転じて軽く受く」と読み下しますが、過去世の重罪を転じて、現世でその報いを軽く受け、消滅させる事が、出来るのです。

 

今、苦しいおもいをしているのは、過去にその様な原因を作っているからなのです。

 

「運命」という言葉がありますが、何故こんなことになるのかと思う事が、よくあります。

 

しかし、「運命」は変えることが出来るのです。

 

今一度、この仏法に耳を傾けるべきだと思います。

 

 

文章:シャーペン

 

画像提供元 https://foter.com/d/d.php?f=https%3A%2F%2Flive.staticflickr.com%2F65535%2F52209520990_cba330def4_c.jpg&s=470ac9067a366ca83633c68212fe1af3

関連記事

  1. 自己肯定感
  2. 良心を信じたい
  3. 危険や罠の分類について
  4. 人の痛みのわかる人に
  5. 人間は悪に手を染めることでストレスを解消する
  6. 時代の流れは大切な要素
  7. スランプを解体する
  8. 君は一人じゃない

おすすめ記事

障碍者は口だけにならないように

 社会は残してきた功績が大きなパーセンテージを占めます。メジャーで3000本安打を達…

竹本健治『闇に用いる力学』光文社 

竹本健治『闇に用いる力学』小説家・推理作家・SF作家として世に知…

『違和感』

どこかで…違和感を感じ始めていた。それは……

生きるために必要なこと

人は、生きていくためには働かなければなりません。生活するためのお金、糧ですね。養われ…

発達障碍は社会全体から嫌われるわけではない

  発達障碍者は90パーセント以上に煙たがれ、10パーセント未満の人に支えられながら…

新着記事

PAGE TOP