サスペンス・ホラー

怖い話『わたしも食べたい』

 

友人宅の玄関をガラッと開けて、

「おーい、たこ焼き買うてきたでー」

と声を掛けた。

すると、ドタドタドタと階段を駆け下りる音がした。

 

ところが音のした方とは違うところから友人が顔を出して、

「おう、上がれや」

と言った。

 

コーラを出してきて「さあ、食べよう」ってなった時に、

 

「他に人いるんだろ?弟とか妹とか、呼べよ」

 

「今、うち俺一人やぞ?」

 

「さっき誰かが階段降りてくる音がしたんやけどな?」

 

「うち2階ねえよ」

 

 

文章:百百太郎

 

画像提供元 https://farm3.static.flickr.com/2032/2308993346_569d52b933.jpg

関連記事

  1. 怖い話『農道のトイレ』
  2. 怖い話『バックミラーで覗き込んできた顔』
  3. 怖い話『闇の中のヒモ』
  4. 怖い話:『13階』
  5. 怖い話『ボンネットの女の子』
  6. 怖い話『キュクロプスの夜』
  7. 怖い話『隣のスナック』
  8. 怖い話『廊下に続く足痕』

おすすめ記事

プロ野球のノンテンダー契約は戦力外だったのか

 秋吉選手が独立リーグに入団 日本ハムからノーテンダー契約となっ…

怖い話『よなかのでんわ』

1年遅れで高校の友人が大学へ入学し、同じアパートに入居してきた。入居当日、友人の…

大半のA型事業所は商売繁盛しなければ、黒字化は極めて厳しい

A型作業所は親会社が経営している、黒字化できるほど商売繁盛している、黒字化できる…

小説:『知的障碍を発症した女性は、入院先で少女と出会う 上』

第一章:知的障害の診断を受ける 石上優は三歳のころに知的障碍の診…

『言葉は…』

言葉を一歩間違えれば…一瞬で凶器になる。何気…

新着記事

PAGE TOP