旅・スポット

国宝や重要文化財を収蔵する、公益財団法人『黒川古文化研究所』紹介

 

 公益財団法人「黒川古文化研究所」は兵庫県西宮市苦楽園三番町14-50にある、中国・日本を中心に東洋古文化の調査研究と展示をする事を目的とした研究所です。

 また京都大学名誉教授で黒川古文化研究所元所長『梅原郁』の蔵書『梅原文庫』の保存と閲覧も行われています。

 

 黒川古文化研究所は大阪で証券業を営んでいた黒川家の『2代目黒川幸七』の収集品を中心に、『3代目黒川幸七』とその妻『イク』が、東洋古文化の知識の正確な普及と社会文化の発展の目的のために所蔵の文化財、土地建物、基本金を寄付し1950年(昭和25年)10月に兵庫県芦屋市打出春日町で『財団法人黒川古文化研究所』が設立されました。1974年(昭和49年)11月に排ガスなどの文化財への影響を考慮し現住所に移転しました。

 

 収蔵品は約8千5百点(2万件)で中国・日本の美術品・工芸品や考古学・歴史資料を主とし極めて多様な範囲にわたっています。

 収蔵品の日本刀の中に国宝の『短刀 無銘(名物 伏見貞宗)』と『短刀 銘 来國俊』2振りをはじめ重要文化財も多くあり、日本刀のコレクションは質量ともに屈指の物と評価されています。

 

 春と秋に展示会が行われる他、外部での講演会や紀要の『古文化研究』や出版物の刊行が行われています。

 

黒川古文化研究所Twitterアカウント

黒川古文化研究所@kurokawakobunka

 

 

文章:北山南河

 

画像提供元 https://foter.com/f7/photo/11490524994/644e45cee7/

関連記事

  1. 着いても公園にしか行けない『海芝浦駅』がある ー 神奈川県横浜市…
  2. 高砂市の宝殿山にある「生石(おうしこ)神社」の ご神体『石の宝…
  3. 沖縄観光スポット【ベスト5】②
  4. 阪急電鉄『高槻市駅』の周辺紹介
  5. JR西日本『七尾駅』と周辺紹介
  6. 『新梅田食道街』の紹介
  7. 阪急電鉄『阪神国道駅』と周辺紹介
  8. 中国地方の中心部:「広島県広島市中区」の観光案内

おすすめ記事

白鵬、鶴竜が休場届を提出

 白鵬、鶴竜の2横綱が休場届を提出し、2場所連続で横綱不在の初日を迎えることとなりま…

善知識

自分の悪いところは、なかなか自分では気づけないことが多い。人と接…

『部活』―涙、汗の量は、青春の一ページー

大好きな部活に…毎日費やした。悔しくて泣いた…

「電気ブラン」を本格的に楽しむなら浅草『神谷バー』がおすすめ

 「電気ブラン」とは、ブランデーベースのカクテルもしくはアルコール飲料です。 ブ…

障碍者施設は、能力の低い利用者を優遇するシステムを採用

 一般会社では能力主義を取り入れており、仕事のできない人間は容赦なく解雇されます。給…

新着記事

PAGE TOP