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阪急電鉄『甲東園駅』と周辺紹介

 

 阪急甲東園駅は兵庫県西宮市甲東園1丁目にある阪急今津線の駅です。甲東園の地主・実業家の『芝川又右衛門』の土地と費用の寄付によって、甲東園駅は1922年(大正11年)に開業しました。

 

 駅の構造はプラットホーム2面線路2線の地上駅でプラットホームの上に駅舎があり、駅舎から通路が隣接する建物に接続されているので直接地上から出ることは出来ません。

 

 駅周辺は西宮七園の1つで高級住宅街になっており、大学、高校が複数、中学校、小学校、幼稚園がある文教地区になっています。

 

 駅前にはスーパー、銀行、市役所支所、飲食店等店舗が整っていますが、書店はありません。しかし西宮市立図書館甲東園分室が代わりとしてあります。

 

 上甲東園1丁目10-40にある『頴川美術館』は実業家の『4代目頴川徳助』によって収集された古美術品と土地、建物、基本金の寄付によって1971年(昭和46年)設立、1973年(昭和48年)開館した日本、中国、東洋の古美術品を収蔵し室町水墨画・南画(文人画)等の近世絵画と茶道具、磁器等重要文化財4点含む数々の名品が収集されていました。現在は収蔵品、土地建物は兵庫県に譲渡され『兵庫県立美術館西宮頴川分館』としてリニューアルして開館の予定です。

 

 芝川又右衛門の甲東園にあった『武田五一』設計の別荘は、1995年(平成7年)の阪神淡路大震災によって被災し愛知県犬山市の『博物館明治村』に移築され展示されています。

 

文章:北山南河

 

画像出典 https://foter.com/f7/photo/48326282776/0a1e4b4809/

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