詩・ポエム

詩:『隠者の言い分』

 

雨戸を閉めて布団をかぶる

 

世の中の喧噪をよそに

 

静かにもの思いに沈む

 

今日世の中で起こった

 

あらゆる出来事は

 

なにか意味があったのか

 

わたしにはわからない

 

メタ倫理的な悲劇的実存から

 

対話的実存へと移れという

 

偉い学者の言葉

 

でもどうだ

 

意味があるというのか

 

際限のないおしゃべりが

 

つづくだけの

 

ただただおわりつづける世界に

 

結局のところ

 

ふたたび戻ることになる

 

悲劇的実存へと

 

文章:parrhesia

 

画像提供元 https://foter.com/f7/photo/15452359761/ce33328433/

 

関連記事

  1. 『傷つけていた!』
  2. 詩:『レモンスカッシュのうた』
  3. 『蛍の輝き』―梅雨の時に見る蛍は、一番いい―
  4. 『報われる瞬間…』―耐えてきてよかったと心が安心する瞬間―
  5. 『あなたの人生変わらない』―あなたが変わらないと変わらない―
  6. 『この想い君に伝えられたなら』
  7. 『どうすればよかったの?』―誰か教えてこの答えを―
  8. 『願い』

おすすめ記事

人間としてふさわしい生き方

「忘恩は人間があえて犯すことのできる最大の犯罪である」(出典:ホセ・ルイス・サル…

🌙今週の12星座占い🌙 (6月10日~6月16日)

🌙今週の12星座占い🌙(6月10日~6月16日)…

あまがさき観光案内所にてあまうめ城っぷ再入荷です!!

Copyright © 2020-2021 一般社団法人 あまがさき観光局 All rights r…

怖い話『ガラス越しのポスター』

大学時代の話。実家を出てアパートで独り暮らしを始めた友人がいた。引っ越し先の…

『終わる…』―世界が終わるとしたら―

世界が…明日で終わるとしたら…貴方なら……

新着記事

PAGE TOP