コラム

自分も相手も大切にするコミュニケーション 「アサーティブ・コミュニケーション」

 

自分も相手も大切にするコミュニケーション 「アサーティブ・コミュニケーション」

 

人間関係でお悩みの方は多いのではないでしょうか?

 

その悩みを少しでもなくしたいと思われる方は、是非身につけたい魔法のような方法「アサーティブ・コミュニケーション」があります。

 

アサーティブとは、「自己主張すること」という意味です。

 

ここで言う「自己主張すること」とは、単に自分の主張を一方的に話すのではなく、相手も大切にしながら適切な表現で伝えることです。

 

なので「アサーティブ・コミュニケーション」とは、自分も相手も大切にして互いを尊重して意見を交わすコミュニケーションのことになります。

 

具体的には、心の姿勢として四つあるといいます。

 

一つは、「誠実」。

自分にも相手にもうそをつかないで正直であること。

 

二つは、「率直」。

凛と立ってまっすぐ向き合うこと。遠まわしではなくストレートに、相手に”伝わる“言葉にする。

 

三つは、「対等」。

自分を卑下しない、相手を見下さない対等な目線。

 

四つは、「自己責任」。

相手も自分も責めることなく、言ったことにも言わなかったことにも責任を取ろうとすること。自分も相手も責めないこと。

 

とあります。

 

これが、アサーティブの内容です。

 

そして、人のタイプとして四つあるといいます。

 

一つは、攻撃型の「アグレッシブ」:自分はOK / 相手はOKではない

 

二つは、主張を控える「ノンアサーティブ」:自分はOKではない / 相手はOK

 

三つは、作為的(ネッチー):自分も相手もOKではない

 

四つは、アサーティブ:自分も相手もOK

 

この四つは、固定されたものではなく相手や状況によっていろいろと変わるものです。

 

四つ目のアサーティブ以外はすべていずれのタイプも、実は自己中心的であるという事です。

 

なかなか理想のアサーティブにはなれないかもしれませんが、少しでも努力を重ねてそのようになろうと諦めずに、例えままならなくても続けていきたいものです。

 

「今度はこうしよう」と前向きに考えていけたらいいのです。

 

性格はなかなか変われるものではありませんが、生き方は変えることが出来るのですから。

 

 

ざっと簡単に説明しましたが、詳しくお知りになりたい方は、是非検索してみてください。

 

文章:シャーペン

 

画像提供元 https://foter.com/d/d.php?f=https%3A%2F%2Flive.staticflickr.com%2F762%2F22156684909_7bed39f175_c.jpg&s=254bbab13cbb043a44fa76e062aa9153

関連記事

  1. 答えのあることしかできない支援員はいらない
  2. 映画『メイド・イン・ヘブン』をご紹介
  3. 『La Peste』(Albert Camus)
  4. 「サブ」カルチャー?
  5. 千葉雅也『現代思想入門』講談社現代新書
  6. 心だけは若くありたい
  7. そのうち服も着なくなるかもしれない
  8. ショートショート『夢の中の衝撃的な出来事』

おすすめ記事

発達障碍者は、支援者の変わる支援センターに登録しない方がいい

 発達障碍者は支援者のコロコロ変わる、障碍者支援センターは避けた方が無難です。どうし…

前しか向かねえ

『前しか向かねえ』今回はAKB48の楽曲から選びました&nb…

辛い時にすること

誰でも辛い時が、あると思います。気分が落ち込んだりした時など。そんな時は、寝るのが一…

ボーカロイドの替え歌オススメ3選!

クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成用のボーカル音源を使い、…

小説:『純喫茶(2)』

前回まで・小説:『純喫茶』前回からの続き男は地道に働き、…

新着記事

PAGE TOP