詩・ポエム

詩:『夜明け前の街は』

 

おおきなリュックサックを背負った若者が

神妙な面持ちで駅に向かっている

髭を生やした親爺は

若者を見て

みかえしたれ

とつぶやく

夜明け前の街は

茫洋とした景色が

眼前にひろがる

思いが研ぎ澄まされる

静かで肌寒く薄青い

なにかをはじめよう

そんな気にさせる

夜明け前の街は

 

文章:Noche

 

画像提供元 https://visualhunt.com/f7/photo/21250029252/4026999197/

関連記事

  1. 『タンポポ』―空に、羽ばたく瞬間―
  2. 『この世で…』
  3. 『最高と思える人生へ』―自分が生きて行く人生を最高にしよう―
  4. 『本の世界』―誰でも自由に過ごしてみたいもの―
  5. 『生きる』
  6. 『目を無くしてしまった』
  7. 『秋が来る…』―夏も終わり秋へと変わる―
  8. 『波があって当然!』―人生山あり谷あり―

おすすめ記事

怖い話『ごめんね』

友人とふたりドライブ先で、峠のお茶屋さんのようなお店でお昼をとることにした時のこと。…

障碍者支援の場において

 障碍者支援の場において、支援者から衝撃の本音を聞く機会があった。…

近所の公園で野球、サッカーで遊ぶ子供を見なくなった

  公園のグラウンドを使用して野球やサッカーの練習をする。二〇~三〇年前くらいはよく…

プロ棋士になったからといって生活を保障されているわけではない

 プロ棋士になれば、将来の生活は安泰だと考えている人はいませんか。実際はそういうわけ…

スマホで副業?

蔑む意図は断じてないのですが、先日のことです。街中で、マンガに出てくるようなレベルで太った男…

新着記事

PAGE TOP