詩・ポエム

散文詩:『プラスチックの貨幣』

 

ビルが倒壊して

 

多額の保険金が支払われた

 

操り人形が怒り出す

 

俺たちのせいにしやがって

 

人形使いたちの争闘は

 

おざなりの区切りがついたが

 

後始末に頭を悩ませる

 

今日も俺の胃袋には

 

クレジットカード一枚分の

 

プラスチック

 

お世話になっているじゃないか

 

お前だって

 

とさいなむ轟音

 

しかし

 

中心が周辺に嫌なものを

 

押し付ける

 

それももう限界だ

 

文章:parrhesia

 

画像提供元 https://foter.com/f7/photo/49646727047/c2ea625123/

関連記事

  1. 『ストレス』
  2. 『永遠に』
  3. 『見つからないように…』
  4. 【ハッタリ】
  5. 詩:『ろこんろこん』
  6. 『一つでどっちにもなれる』―前に向くのも後ろに向くのも自分次第―…
  7. 『何も起きずに終わってた!』―自分を傷つけておけば何も起こらなか…
  8. 『言えない』―大切な人だから、弱みを見せたくないー

おすすめ記事

障碍者へのアンケートを行っている市もある

 福祉に関する調査のためのアンケートが自宅に送られてきた。対象者は昨年の12月現在で…

筋トレはストレス解消になる

 筋トレをすることによって、「幸せホルモン」であるセロトニンが分泌される。セロトニン…

障碍者は身の丈にあった仕事を探そう

 広汎性発達障害が就職を目指す場合、身の丈に合った仕事を探した方がいいと思う。 …

一般人は社会を維持する適正はあっても、開発などには向かない

一般人は社会を維持する適性はあるものの、トップとして会社を大きくする、一流になる、開…

不思議な話『ポテトチップスが一瞬にして消えた』

 男はトイレを済ませたあとに、残りのポテトチップスを食べようとしていると、中身がなく…

新着記事

PAGE TOP