才能のある人ではなく、需要のある(社会から必要とされる)人が勝つ
社会には優れたものが勝者になる場面も存在します。ただ、そういう場面というのはかなり少なく、多くにおいては、需要のあるものが勝者となるシステムが作り上げられています。
下にいくつかの例を挙げていきます。
歌がうまいから売れるのではなく、売れたものが社会から必要とされている
日本一歌の上手な人であったとしても、CDが売れるわけではありません。お客様は、心に響く、メッセージとして印象に残る曲を買います。他人に欲しいと思ってもらえなければ、お金につながりません。
高校野球も一番強いチームが勝つわけではない
トーナメント形式で行われるため、番狂わせは起こりえます。最終的に勝ち残ったチームが、一番強いチームであるとみなされます。
仕事にしても能力のある人間から出世するわけではない
仕事の成果順だけで評価するならば、能力の高い人が必然的に上に立ちます。ただ、現実はそうではありません。人間的に問題があるなどして、不遇な扱いを受けるものは少なくありません。
社会の場においては、他人から必要とされることが必要となります。
まとめ
才能があるからといって、必ずしも成功するわけではありません。社会の風を読む力を身に着けることが必要なのではないでしょうか。
文章:陰と陽
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