グルメ

「電気ブラン」を本格的に楽しむなら浅草『神谷バー』がおすすめ

 

 「電気ブラン」とは、ブランデーベースのカクテルもしくはアルコール飲料です。

 ブランデーの他にジン、ワイン、キュラソー、ベルモット、薬草等が配合されていて、配合比率は秘伝となっています。

 

 味はブランデー、ジン、ワインっぽさはあまりなく、どちらかと言いうとアブサンやアニス等の薬草リキュール系軽めな感じで、かなり甘口です。

 

 電気ブラン自体は合同酒精が製造しているので、ネット通販等で比較的入手しやすいですが、本格的に楽しむのなら「浅草の神谷バー」行ってのむのがおすすめです。特製の電気ブラン用のデンキブラングラスや神谷バーでしか飲めない『電気ブランオールド』があり、店内もお洒落で明るく、店の外観もレンガ造り風の鉄筋コンクリートの近代商業建築で、大正10年建築のレトロな雰囲気がとても良いです。

 

 電気ブランは30度、電気ブランオールドは40度なので、冷水をチェイサーに飲むことをおすすめします。チェイサーをビールにするのが神谷流ですが、酔いが早く回りすぎるので注意が必要です。甘さひかえめアルコール低めの方が好みの人には電氣ブランサワーがお勧めです。

 ちなみにチェイサーとは、バーなどでウイスキーやカクテルなどのお酒と一緒に飲むお水のことを言います。

 

 電気ブランに合わせる料理は『煮込み』や『かにコロッケ』や『ジャーマンポテト』がおすすめです。ドジョウの唐揚げがメニューのある時は、頼んでみるのも一興です。神谷バーは老舗の洋食店でもあるので『ポークヒレカツ』や『ビーフシチュー』も美味しいです。

 

 神谷バーは、1階がバーとショップ2階がレストラン3階が割烹となっていて、色んな飲み方・楽しみ方が出来るようになっています。客層は観光客も多いですが年配の常連の人も多く、特に昼から飲んでいる人はおじいさんが多いです。

 

 神谷バーから遊園地の『浅草花やしき』行く道に通称『ホッピー通り』と言う飲み屋街があり、そこでも電気ブランが飲めますが、やはり東京で電気ブランを飲むなら「神谷バー」が一番です。何故なら神谷バーの創業者が電気ブランを造っている合同酒精の設立会社の1つを起業経営していた本家本元だからです。

 

 神谷バーの場所は東京都台東区浅草1丁目1番1号。営業時間は11時30分~22時。定休日は火曜です。

 

http://www.kamiya-bar.com/

©神谷バー

 

文章:北山南河 

 

画像提供元 https://foter.com/f6/photo/5756542433/af2eb63a9a/

関連記事

  1. 岡山県の「デミカツ丼」と、兵庫県加古川の「かつめし」
  2. 「キャプテン・ハーロック」が目印:『銀河鉄道999』の プレミ…
  3. リッチなカップ麺を食べてみよう
  4. 「ハヤトウリ」は、クセがなくて食べやすい野菜
  5. サントリーの 東京クラフト スパイシーエール:飲んでみた感想
  6. JR姫路駅の在来線プラットホーム店舗の中華麺:「駅そば」の紹介
  7. 新感覚のアルコール飲料『トポチコ・ハードセルツァー』:3種類の紹…
  8. ストリートファイターⅡとサントリー飲料がコラボ?!「ストロングフ…
PAGE TOP