福祉・医療

発達障碍の一部は雑学博士

 

 広汎性発達障碍の一部において、雑学(トリビア)をたくさん持っている人を見かけます。

 どうしてこのようになるのかを説明していきたいと思います。

 

 一つのことを徹底的に調べないと気がすまない(打ち込む能力を持っている)

 発達障碍者の一部は、自分の好きなことを徹底的に調べる傾向があります。そのため、一般人も知らないようなことを知ることができるのでしょう。

 

 健常者よりも調べたい、知りたいという気持ちが強いというのもありそうです。好きなことに対しては、労力は惜しくないという考え方を持っているのかもしれません。

 

「好きこそものの上手なれ」を忠実に再現しています。

 

 脳の構造が一般人とは異なる 

 どんなに調べ物をしたとしても、頭に叩き込ませなくては意味がありません。発達障碍を持っている人は、健常者と呼ばれる人たちよりも、多くのことを脳に詰め込ませることができるのかもしれません。

 

 発達障碍者は得意な部分はずば抜けていることが多いです。その能力を生かし、多くのことを頭におぼえこませていることもあります。

 

 まとめ

 発達障碍で雑学をたくさん持っているのは、物事に対する意欲、元々のポテンシャルの2つが重なっているのではないでしょうか。どちらか一つでもかけてしまえば、雑学博士になるのは難しいように思います。

 

 雑学博士になるよりも、実践で使える能力を身に着けた方がいいように思うこともあります。雑学ではなく、社会常識をつける努力をした方がよいと思います。

 

文章:陰と陽

 

画像提供元 https://www.pexels.com/ja-jp/photo/66997/

 

関連記事

  1. 就労継続支援A型作業所が倒産する理由
  2. 障碍者種別を限定することによる当事者へのメリット、デメリット
  3. 障碍者支援とは障碍者を論評するだけの場になってしまっている
  4. 「自立支援医療」について
  5. 松本俊彦『薬物依存症』(ちくま新書):ケアを考えるシリーズ4作目…
  6. 就労実績をあげている事業所の紹介(事業所は北海道)
  7. 広く浅くが唱えられる限り、発達障碍は生きにくい
  8. 障碍者の働くうえでの苦悩

おすすめ記事

コロナウイルスの検査には優先順位があるのか

  芸能人がコロナウイルスにかかったと話題になった。 芸能人の検…

新型コロナウイルス感染症はまだ終わってないですね

出典:Copyright © いらすとや. All Rights Reserved.■はじめに…

介護殺人について

介護疲れによる殺人を耳にする機会があります。どうして起こるのかを想像で書いていきます。体力、メン…

ミッション・ステートメントとは

ミッション・ステートメントを書いて、自分の人生の目的をはっきりさせよう。&nbs…

アイドルの恋愛禁止をどのように考えますか?

アイドルが恋愛禁止のおきてを破るたびに、謝罪、グループ脱退につながっています。個…

新着記事

PAGE TOP