第93回選抜大会の抽選会が行われました。今回は抽選の結果について書いていきたいと思います。
秋の地区対決が1回戦から再現(一部は実現する可能性がある)
従来の選抜では同地区は決勝~ベスト8までは対戦しないのに対し、今回は同一県だけが決勝まで当たらない方式に変更されました。そのため、初戦で同地区がぶつかる可能性が生じました。
第93回選抜では、東海大相模と東海大甲府、福岡大大濠と大崎、智弁学園と大阪桐蔭が初戦で激突します。いずれも地区大会で対戦しており、リベンジマッチさながらの様相を呈しています。なお、福岡大大濠と大崎は九州大会の決勝、智弁学園と大阪桐蔭は近畿大会の決勝で対戦しており、実力校同士の対決となります。
二回戦においても、地区大会の再現となる可能性があります。具志川商と福岡大大濠、東播磨と市和歌山は地方大会で対戦しています。一回戦で両者が勝ち上がった場合、二回戦で対決することになります。
例年と比べて、リベンジマッチが多く組まれる年となりました。
強豪、選抜初出場による対戦も組まれた
明徳義塾と仙台育英は屈指の好カードです。勝利を収めた方が上位に進出するかもしれません。
柴田と京都国際はどちらも初出場となっています。甲子園でどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。
これまでと比較して、実力が拮抗している印象を受けます。いい勝負をみられるのではないでしょうか。
懸念材料は2回戦です。一方的な試合が多くなるかもしれません。
21世紀枠による対戦が組まれた
具志川商と八戸西の21世紀枠対決が実現します。甲子園で勝利を収めるのはどちらになるのでしょうか。
まとめ
従来の選抜とは抽選のやり方が異なっているため、一回戦から秋の地区大会の再現が3試合も組まれました。どちらが勝利を収めるのでしょうか。
21世紀枠同士の戦いにも注目です。甲子園で校歌を歌えるのは、どちらのチームになるのでしょうか。
甲子園の開幕まで残り約一カ月です。球児たちの活躍に期待します。
コロナウイルスによる不戦敗だけは、絶対に避けたいところです。体調に万全を尽くしてほしいと思います。
文章:陰と陽
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