こと
幕下において9人が6勝1敗で並びました。これにより、優勝決定戦が行われることになります。なお、9人による優勝決定戦は1996年以来なので、かなり久しぶりといえるでしょう。
初場所は6番相撲を終えた時点で、6連勝の力士が2人いました。本来なら6連勝同士で対戦を組むのですが、同じ部屋であったために割を組むことはできませんでした。7連勝が二人誕生する、7連勝が1人だけになる、無敗力士がいなくなるという3つのパターンが起こりえる状況になります。
6連勝だった2人の幕下力士は、7番相撲で敗れてしまいました。これにより、6勝1敗の力士による優勝決定戦が行われることになります。
優勝決定戦の方法は、9人を5人にするところから始めます。9人がくじを引き、1人は不戦勝の扱いとなります。残りの8人は対戦を行い、勝者が次へと進めます。
5人の勝ち残りを今度は3人にします。もう一度くじを引き、1人は不戦勝、残りの4人は相撲を取ります。不戦勝者、相撲を取った勝者は次に進みます。運がいい場合、2回とも不戦勝で次に進むことが可能です。
3人になったところで巴戦を行います。2連勝した力士が幕下優勝となります。
めったに見られない9人における優勝決定戦、誰が栄光をつかむことになるのでしょうか。
文章:陰と陽
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