障碍者枠は障碍者手帳を所持していれば応募できるわけではない。今回はそのことについて記載する。
ハローワークの専門援助部門に、聴覚障碍者の人が足を運んでいた。目的は企業に応募するためだった。
専門援助部門の人が、志望者の障碍についての説明を行っていた。詳しいことは聞いていないのでわからないけど、耳が悪いという話だけは伝わってきた。
数分のやり取りのあと、企業側からは「応募自体をお断りする」という返事をされていた。障碍者枠であるにもかかわらず、すべての人を受け入れていないことに衝撃を覚えた。配慮で対応できない方については、厳しいのかもしれない。
聴覚障碍を対象にしたものの、知的障碍もターゲットになりやすいと思われる。知的障碍者は能力が低いため、一般の人よりもできることは少ない。企業への応募自体が厳しくなることは充分に起こりうる。
障碍者枠であっても、程度によって区別される。ハローワークでの出来事は、現実の厳しさを大いに感じさせるものだった。
文章:陰と陽
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