プロ野球界にて、12球団で戦力外通告が行われています。日本ハムにおいても、2選手が来季の戦力外であると報道されました。
2選手の中に、斎藤佑樹投手の名前はありませんでした。2次で戦力外にするのか、来年も契約するのかは今のところはわかりません。これからの動向を見守っていきたいと思います。
斎藤佑樹投手は今季一軍戦で投げていません。二軍戦においても防御率は9点台と不振を極めています。一軍より明らかに能力の劣っている相手に、一イニングで一点以上の自責点を喫している状態です。成績だけで判断するならば、一軍の戦力になるとは思えません。
他球団の話で恐縮ですけど、阪神の横田投手は二軍で二番目の成績を残しました。それにもかかわらず、一軍で一試合登板した直後に戦力外となりました。理由についてはわからないものの、一軍で使えるレベルではないと判断されたからでしょう。(戦力外にすることによって、他の選手の活躍の場を作った可能性もありえます。一軍で使えない選手のために、二軍の登板機会を与えるのは無駄です)
斎藤佑樹投手が戦力外にならないのは、一軍で登板していない=まだ戦力になるとみなされているからなのかもしれません。一軍にあえてあげないことによって、期待値はまだ残されていると、周囲に発信しているのでしょうか。
斎藤選手の最大の長所は、二軍戦で登板しても話題になることです。日本ハムの選手で、記事を書いてもらえるのは希少といえます。その部分に価値を見出しているというのは、十分にあり得る話といえるでしょう。
どこの社会においても、平等なことはありません。プロ野球界においても、七不思議と呼ばれる現象は続いていくのでしょうか。
文章:陰と陽
画像提供元 https://foter.com/photo4/baseball-fallen-accessory-ball-collage-equipment/