岡山のデミカツ丼は、ご飯の上に茹でキャベツを敷きトンカツをのせて、デミグラスソースベースのソースをかけた丼です。
兵庫県加古川周辺の、播州地方のかつめしは、ご飯の上にビフカツ(牛カツ)をのせたものに、デミグラスソースベースのソースをかけて脇に茹でキャベツをあしらったものです。
両方の違いはトンカツかビフカツかの違いぐらいです。両方とも、「ご当地グルメ」と言う言葉がない頃から存在する、由緒あるご当地グルメです。
デミカツ丼の食べられるところ
JR『岡山』駅ショッピングモールに店舗があり、電車を降りてすぐに食べることが出来ます。JR岡山駅を出て西側にある路面電車の『岡山電気軌道』の『岡山駅前』駅、北側すぐにも店があります。路面電車の沿線には、デミカツ丼が食べられる店舗が集中しています。
詳細情報は岡山県の公式観光サイト、『岡山観光WEB【公式】』のグルメのページの『おかやま自慢のご当地グルメ』の『おかやまデミカツ丼』の所をクリックすると解説と店舗マップが載っている公式サイトへのリンクがあります。
URL : https://www.okayama-kanko.jp/
©岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!
かつめしの食べられるところ
加古川と同じ播州地方ですが、少し離れたJR『姫路』駅ショッピングモールに店があります。JR『加古川』駅ビルや駅前海側の繁華街に複数店舗あり、JR在来線と平行して走る2号線や250号線の道沿いにも店舗があります。
詳細情報は加古川観光協会の公式観光サイトの入口ページにかつめしの特集ページのリンクが張ってあり、説明と店舗マップのリンクが張ってあります。
URL : http://kako-navi.jp/
©加古川観光協会 – 自然と歴史が調和する街「加古川」
デミカツ丼・かつめしを自分で作る
デミカツ丼・かつめしは、ご飯とカツと茹でキャベツとデミグラスソースの4つ食材で出来るので、比較的簡単に出来るご当地グルメです。
カツは、トンカツならスーパーの総菜コーナーやコロッケ専門店やトンカツ屋の持ち帰り等で、揚げてあるトンカツが手に入ります。
ビフカツは、精肉店で手に入り、特に和牛牧場直営店なら確実に手に入るでしょう、数年前の牛カツブームで、ビフカツを扱う店が多くなり、豚肉文化の首都圏でも手に入れやすくなりましたが、揚げてあるビフカツを手に入れるのは、トンカツより少し難しいので注意しましょう。
デミグラスソースベースのソースは、ハリマ食品から『加古川かつめしのたれ』や、オタフクソースから『かつめしのたれ』が市販されているので、それらを使えばデミカツ丼もかつめしも両方作ることが出き、もしも余ったら揚げ物にかけるソースに使えます。もっと簡単な方法は、スーパーの肉売り場のハンバーグ用のデミグラスソースベースのハンバーグソースを使うことで、それなら1人前用の小袋が冷蔵であります。
キャベツは、ザク切りにして耐熱容器に入れラップをして、電子レンジで加熱すれば手間なく簡単に作れます。キャベツ100g(葉2~3枚)を出力500W電子レンジで1分30秒~2分程度。
ご飯はレンジで温める物を使えば、ほとんど料理らしい料理をしないで、ご当地グルメを家で作って楽しむことが出来ます。洗う食器も丼か皿どちらか1つと、箸とスプーンで済むので、後片付けも簡単に済みます。
文章:北山南河