来春の甲子園をかけた東北大会は幕を閉じた。
東北大会の結果を下記に記します。
優勝校は仙台育英
準決勝の花巻東戦以外は、相手チームを寄せ付けない戦いぶりで東北大会の覇者となった。来春の甲子園を確定的なものとした。
準優勝校は柴田
公立校でありながらも、決勝までコマを進めたのは見事。決勝では大敗したものの、大健闘だったのではなかろうか。選出されれば甲子園初出場となる。
東北の選抜出場枠は2校
東北に割り振られた枠は2。優勝校、準優勝校になる確率は高く、番狂わせになることはほとんどない。
準優勝校が選出されないケースとしては、決勝戦における大敗があげられる。あまりにも一方的なスコアであった場合、ベスト4のチームを選抜することもある。
柴田の決勝戦のスコアは1対18。お世辞にも接戦であるとはいえない。一方的に敗北してしまったことにより、準決勝で敗退したチームにも選抜の可能性を残すこととなった。
優勝校の仙台育英に準決勝で敗退したのは花巻東。こちらは0対1というどちらが勝っても不思議ではないスコア。実力は拮抗しているとみなしてもよいのではなかろうか。
柴田、花巻東のどちらを選出するのか
2枠目は準優勝の実績を重視するなら柴田、チーム力を優先するなら花巻東となる。選考委はどちらを選択するのか。来年の発表まで予断を許さない。
文章:陰と陽