生活

シュリンクフレーション(値段は同じで内容量を減らされる)

 

 みなさんはシュリンクフレーションという言葉をご存じですか。なじみのない言葉ですけど、身近で頻繁に起こっている現象をさします。

 

 シュリンクフレーションとは、値段は変わらないのに内容量はシュリンク(圧縮)していくことをさします。実質値上げ、隠れ値上げ、ステレス値上げともいいます。

 

 実質値上げはお菓子でよく聞くものの、他の食品であっても起こりえます。最近、スーパーで販売されている焼き豚が値段据え置きのまま、内容量を6→5枚に減らされているのを発見しました。もともとの枚数は多くないだけに、枚数の減少を肌身で感じるのではないでしょうか。

 

 値段据え置きのままで内容量を減らすのは、消費者心理からきているように感じます。直接的な出費を増やすよりも、内容量を減らしたとしても据え置いた方が抵抗は少ないのかもしれません。190円だった商品を220円に値上がりすると、購入意欲がわくまでに時間を要してしまいます。

 

 最低時給の上昇により、企業の人件費はますます増えていくと思われます。人件費の高騰に耐えられなくなった企業では、シュリンクフレーションが流行するのも時間の問題ではないでしょうか。

 

どのような商品の内容量が減らされているのかを知りたいのであれば、以下のホームページを閲覧してみましょう。知らない間に内容量が減らされていることに、驚くかもしれません。

 

https://shrinkflation.info/

©いつの間にか容量が減っている商品wiki

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 秋の新商品が盛りだくさん!マクドナルドのお月見バーガー
  2. 【犬が食べても良い果物】
  3. 健常者と社長になれるくらいの優秀な能力を持つ人では、会社に対する…
  4. 京阪電車では、特急から快速急行に乗り換えるダイヤが存在していた
  5. 京阪電車の変則運用(2021年の新ダイヤ)
  6. 節分に豆をまく、食べる理由(東北、北海道では落花生が主流)
  7. プレミアムカー連結後の3000系列車はどうなるのか
  8. 【我が家の家族】イブくんとサビちゃん編

おすすめ記事

阪急『十三駅』:駅前紹介

 阪急十三駅は、大阪の中心街『キタ』から2駅の所にある繁華街の中にある駅で、飲み屋街…

【4コマ漫画】ロボのケンと丈司少年 第十三話『父の日にプレゼント』

『父の日にプレゼント』漫画:こばまき&n…

国立国会図書館を活用しよう

国立国会図書館が、2022年5月19日から個人向けデジタル化資料送信サービスを開始し…

うがい薬が市場から消えた

  コロナウイルスの影響で、マスク、消毒液、トイレットペーパー、ティッシュペーパーが…

暖冬が日常生活に与える影響(主は水不足)

 今年度は降雪量が非常に少ない。多くの地域で例年の半分未満にとどまっている。暖冬が続…

新着記事

PAGE TOP