社会でパワハラを起こしやすいのは、能力の高い(上に立っている人間)人が多いとの印象を持ちます。健常者ではあまり見ることのない光景です。
優秀な人間がパワハラを起こしやすい理由を下に記します。
人間は自分基準でしか物事を判断できない
教科書を一度見ただけで丸暗記可能、6桁の計算を1秒で解ける才能を持っていたとしましょう。99パーセント以上の人間は不可能であることを顧みることなく、同じものを求めてしまうのです。
優秀なタイプは普通の人に無理難題をいう場面が増えるので、パワハラ人間と取られてしまいやすくなります。(要介護の老人に健常者と同じレベルを求めるようなもの)
感情のコントロールを不得手としている
優秀な人はアスペルガー傾向の人も含まれています。これらの人は、感情のコントロールを苦手としており、他人を大声で怒鳴りつけるような場面も少なくありません。
脳内バランスの悪さゆえに、衝動性を抑えられないというパターンも散見されます。
不満を持ちやすくなる
平均値であるならば不満に思わないことも、能力の高い人は物足りないと感じてしまいます。負の感情を累積していくことにより、精神的不満を吐き出したいという気持ちを持つようになります。
優秀すぎることによる弊害といえるのではないでしょうか。
自分は何をしても許されるという思い込みをしている
優秀な人は他人からあまり意見をされる機会はありません。小学校、中学校、高校といった幼少期にそのような生活を送っていると、自分は正しいという思い込みを持ってしまいます。
ある部分の能力の高い人から他人を怪我させようという話を聞いたとき、全身の血が引いたのをよく覚えています。この手は他人を傷つけることに、何の抵抗も感じていません。
もう一つの実話として、「私のやることは正しい、私を批判する奴は間違っている」という障碍者と出会ったことがあります。こちらは脳が傾いているのかもしれません(ある部分だけ突出していた)。
人を下に見てしまう習慣をつけてしまっている
能力の高い人というのは、上からの景色を見る機会が必然的に増えます。自分は何をしても許されるという思い込みをつけてしまうことになります。
他人をぞんざいに扱ってきた
優秀な人に限らないものの、他人をぞんざいに扱ってきた人間は対等な付き合いを知りません。知らず知らずのうちに、パワハラに走るような気がします。
総合して
複数の要素がかみ合って、パワハラは起きているような印象を持ちます。ただ、パワハラで訴えられる社員は能力の高いアスペルガー、発達障碍といったタイプに多いのは否めません。
文章:陰と陽