尼崎に「ぶたのほし」というラーメン店があります。営業は午前11時~午後3時までとなっています。(火曜日は定休日)
開業してから数年になるものの、人気は衰えるところを知りません。列に並んでから、ラーメンにありつくまでに、一時間以上くらいは待つ必要があります。(昼食時は更に長くなると思われる)
豚の星の特徴を下記にあげます
ラーメンのスープは2種類
ラーメンのスープの味は「とんこつ」、「さかなとんこつ」の2種類となっています。筆者はどちらも1回ずつ食べました。「とんこつ」は一貫性のある味わい、「さかなとんこつ」は魚と肉の両方の味を楽しむことができます。どちらもとんこつにしてはあっさりとしており、飲みやすいです。
麺は縮れ面
ラーメンは縮れており、スープと良く絡んでいます。すするときに、鼻孔をかすかなとんこつのにおいが刺激します。
麺を大盛りにすることも可能となっています。がっつりと食べたい人は、そちらを注文してみてはいかがでしょうか。
トッピングはチャーシュー、メンマ、ねぎ、かまぼこなど
ラーメンのトッピングはチャーシュー(3枚)、メンマ(数枚)、ねぎ(少量)、かまぼこ(1枚)で、追加料金を払うことにより、卵などを追加できます。
チャーシューに下味はついていないものの、とんこつスープとのからみは絶妙だと思います。スープとの辛みがよくなるよう、太さを追求しているのかもしれません。メンマ、ネギについては、他店と変わらないような気がします。
トッピングの卵は半熟の状態で出されました。黄身にスープを絡めることにより、新しい世界観を楽しむことができるのではないでしょうか。
良いと思うところ
とんこつにしてはあっさりとしており、女性にも飲みやすいのではないでしょうか。具材を最小限にしているからこそ、可能な芸当なのかもしれません。
肉を随時追加することによって、常に新鮮なスープを作っているところもいいと思います。どのタイミングで入店しても、同じスープを味わうことができるでしょう。
味の一体感を重視しているのかなと思います。全ての具材をくまなく味わえるようにするのは、良い試みではないでしょうか。
一流店でラーメンを勉強したのをうかがわせるいっぱいとなっています。
気になるところ
「ぶたのほし」では生肉を随時追加していきます。大きさもそれなりであるため、すぐに煮えているとは思えません。スープをどんぶりにそそぐ際に、生肉である可能性はおおいにあります。ここに不安を覚える人は一定数いるでしょう。
どんぶりの底の方にたまる、ざらざらとした舌触りを気にする人もいるのではないでしょうか。スープを注ぐ際にこしているものの、細かい破片はどんぶりの中に流れていっています。底の方にたまるため、スープを飲み干そうとすると違和感を覚えるでしょう。スープをこす際に工夫を施してほしいと思う人は一定数いると思います。
*尼崎の人気店なので、一度行ってみてはいかがでしょうか。
©ぶたのほし – 尼崎市のとんこつラーメン店
文章:陰と陽