プロ野球はシーズンの三分の二が終了しました。コロナウイルスによる中止が懸念されていたものの、順調に進みました。
2020年9月29日現在のセ・リーグ、パ・リーグを見ていきたいと思います。
セ・リーグ
セ・リーグにおいては巨人がトップをぶっちぎっています。このまま優勝する確率が非常に高いでしょう。
パ・リーグ
パ・リーグでは一位のソフトバンク、二位のロッテのゲーム差は1となっています。残り試合を考えた場合は上位2チームによる優勝争いになるのではないでしょうか。三位の楽天、四位の西武による逆転優勝の可能性は低いと予想します。両チームともロッテ戦以外では大きな勝ち越しはなく、大きく星を伸ばすことはないでしょう。プロ野球で優勝するためには、得意チームを作ることは欠かせません。
下記でソフトバンク、ロッテの今年の対戦成績などを見ていきます。
ソフトバンク
ソフトバンクの強みはリーグ屈指の防御率です。2位を大きく引き離しており、安定した投手力でペナントレースを戦っています。
ソフトバンクは豊富な戦力を生かして、ロッテ以外の4球団に勝ち越しています。日本ハム、オリックスを得意としており、残りの試合でどれだけの貯金を稼げるのかは重要です。
懸念材料となるのはロッテとの直接対決では、4勝10敗1分けと大きく負け越していることです。直接対決を9試合残しており、対戦結果次第では優勝が厳しくなるでしょう。ロッテ戦の負け越しをいかに少なくするかが、今後の鍵となりそうです。
パ・リーグは上位2チームによるクライマックスシリーズも行われます。リーグの相性のままで試合を行うと、高確率で敗退することになるでしょう。残りの9試合でロッテへの苦手意識を払拭しておかなければ、日本シリーズ進出は夢へと消えるかもしれません。
ロッテ
ロッテは総得点を総失点が上回っているものの、貯金を10個も作っています。接戦で取りこぼさない戦い方をしているからこそ、大きく勝ち越しているのでしょう。
懸念材料といえるのは楽天、西武に大きく負け越していることです。逆転優勝を成し遂げるためには、2球団とどのように戦うかが鍵になるでしょう。大きく負け越すような展開になると、逆転優勝は難しくなります。
オリックス戦については15勝2敗1分けと圧倒しています。残り試合もきっちりと勝利しておきたいところです。終盤戦における下位への取りこぼしは許されません。
首位のソフトバンクに対しても、大きく勝ち越しているのは強みです。残り試合を7勝2敗で終えられると、首位も見えてくるでしょう。
シーズン終了時にどうなっているのか
筆者はロッテが優勝すると予想します。理由としてはソフトバンクに強く、残り試合を多く残しているからです。現在はソフトバンクがリードしているものの、最終的にはロッテが2ゲームくらいの差をつけてトップに立つのではないでしょうか。
文章:陰と陽