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将棋でタイトルを取る難しさ

 

 藤井聡太さんは王位戦の第4局に勝利し、王位を獲得しました。既に棋聖を獲得していたので、8大タイトルのうちの2つを制覇したことになります。

 

 藤井聡太二冠の活躍だけを見ていると、タイトルを取るのは簡単そうに見えます。将棋を知らない人からすれば、誰であっても簡単に取れると考える人もいるのではないでしょうか。

 

 結論だけをいうならば、タイトルを取るのは非常に難しいです。日本棋士連盟には170名ほど在籍しており、その中でトップに立たなければなりません。類まれな才能、血のにじむような努力をもってしても、なかなかたどり着けない境地といえるでしょう。

 

 挑戦者になるのも簡単なことではありません。タイトル保持者以外の全員とたった一つの椅子をかけて争うことになるため、(名人戦のみA級に所属する10名で挑戦権を争う)勝ち上がるのは至難の業です。報道ではあまり触れられないものの、挑戦者になること自体が奇跡的なことといえるでしょう。

 

  ヤフーのインターネットで、1期以上のタイトルを取った棋士は45人と書かれていました。プロになった棋士は320~330人位なので、14パーセントくらいしかタイトルを取れていないことになります。86パーセント前後の棋士は、タイトル戦に無縁のまま幕を閉じているのです。天才ばかりの世界で輝けるのは、ほんの一部の人間に与えられた特権事項です。(名人戦についてはトップ10名のみに与えられた挑戦権を得られないまま終わる)

 

 天才のみの集まる将棋界で、タイトルを二つも獲得する藤井聡太二冠は超人の域に達しているといえるでしょう。底の知れない18歳の少年の活躍に期待したいと思います。

 

文章:陰と陽

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