福祉・医療

竹炭、竹酢などを製造するB型事業所の紹介

 

 地元の竹を使用して、竹炭、竹酢の製造販売に取り組んでいる、B型作業所について説明する。

 

 竹炭とは竹を人為的に炭化させたものとなります。効果について下記に記す。

 

 調湿

 周囲の空気中水分を吸着し、乾燥時に吐き出す効果を持つ。800~1000℃で焼き上げたものが効果的で、半永久的に効果は持続する。

 

 脱臭・空気浄化

 様々な匂いの元となる物質を物理吸着するといわれる。800~1000℃で焼き上げると、多くの臭いの元を除去できる。

 

 水質浄化

 水道水に入れることによって水を浄化できる。竹炭に含まれるカリウム・マグネシウムが放出される効果もある。飲料水・炊飯及び料理の際に用いられる。

 

 土壌改良

 含水性を向上、微生物の棲息場所を提供する。

 

*竹炭の効果は焼き上げた温度によって異なります。

 

 竹酢とは竹を蒸し焼きにし、炭化するときに煙突から出る排気ガスを採取し、後に冷却することで液化させたものを指します。

 

 消臭、殺菌、防菌、防虫効果などに効果があるとされています。体質によっては水虫やアトピーにも効くこともあるようです。(逆効果になる人もいるので注意が必要)

 

 竹炭・竹酢を作ってみたいという方は見学を申し込んでみてはいかがでしょうか。竹に関する知識を学べると思います。

 

 米 今回紹介した事業所及びホームページを下記にあげます。

  事業所名

  障害福祉サービス事業所 多久作業所 (多久市東多久町大字別府4319番地3 )

  ホームページ

  http://taku-takenosato.com/

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 高次脳障碍がつきにくい仕事
  2. A型作業所を社内に作る企業が増えつつある
  3. 「自立支援医療」について
  4. テレワーク後に感じるようになった出社ストレス
  5. 社会は多数派のためにある
  6. 支援者の質を問う
  7. 広井良則『持続可能な医療─超高齢化時代の科学・公共性・死生観』(…
  8. タクシーが車椅子利用者を乗車拒否
PAGE TOP