福祉・医療

障碍の「し」の字すらわからないサービス管理責任者の作成する支援計画書は意味を持つのか

 

  障碍について何もわかっていない、サービス管理責任者によって支援計画を立てられる。法律で決められているとはいっても、こんなことは許されていいのだろうか。

 

 支援機関を利用している当事者として、支援者は障碍者のことを一ミリたりとも理解していない。一〇年、二〇年といったベテランであったとしても、遊んで金をもらってきたのかと思うくらいに、学習していない。人間の感情を理解するのは難しいとはいっても、さすがにひどすぎると思える。

 

 利用者で無口なタイプ(支援者を嫌っているなども含む)である場合、一ヶ月に一度だけの話となることもある。毎日の作業を見ているとはいっても、心情を理解するのはほぼ不可能だ。実態にそぐわない計画書を作成し、役所に提出する状態になっている。

 

 サービス管理責任者ではなく、障碍について詳しい人に書かせてみてはどうだろうか。資格を無駄に取得しただけの責任者よりも、ずっといい支援計画書を作成できるように思える。

 

*障碍者(人間心理)に関する資格ほど、意味のないものはないように感じます。資格の有無ではなく、人間心理に詳しい人が支援計画書を書けばいいと思います。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 発達障碍者は、支援者の変わる支援センターに登録しない方がいい
  2. 違和感のある支援者の発言
  3. 障碍者支援は退職代行業者?
  4. 健常者は障碍者にベターを目指せといいながら、やっていることは全く…
  5. 鍼治療を受けてみた感想
  6. 就労移行支援利用(障碍者向け)を考えている方へ
  7. 障碍者は常に理不尽を強いられる
  8. 支援員に過度な期待をしてはいけない

おすすめ記事

「言葉にすれば『悩み』は消える 言語化の魔力」樺沢紫苑【著】幻冬舎より

この著書の一部をご紹介それは、「『書く』…

ショートショート『インフルエンザ菌のイタズラ』

『インフルエンザ菌のイタズラ』  悪魔の菌が次のターゲットを狙っ…

障碍者同士が尊重し合うのは困難を伴う

 A型作業所、B型作業所、就労移行施設などで、互いのことを尊重しようというフレーズを…

小説:『君と共に生きられたら 上』

第1章 : 僕が生きるのを諦めた理由僕、足立優太は人とのコミュニ…

【海外ニュースウォッチ】米アマゾン・ドット・コムの動向【第十二回】

海外のニュースから、筆者が気になったものをピックアップしてわかりやすくお届けするシリーズです。第…

新着記事

PAGE TOP