人生

助けてもらえる人、見放される人

 

 純粋な心で頑張っていれば、誰かに助けてもらえる。そういう経験をしたことはありませんか。

 生涯で一度もないというのであれば、本心で助ける価値がないと判断されたことになります(純粋な心をどこかに置き忘れてしまったのでしょう)。困ったときに放置される人間は、必要とされていなかったことになります。

 地位や権力で他人を押し付けているだけで、人望をまったく得ていない人間がいたとします。そのようなタイプはどのように動いたとしても、本当の意味で感謝されることはありません(善意、悪意のどちらも最悪の結果を生み出すことで、信用を失っていきます。天は起用に使いこなすことを許したりはしません)。

 社会には残念ですけど、打算、利用価値で行動する人間で溢れかえっています(99パーセント以上はそうでしょう)。根元から腐りきっており、純粋な心が置き去りになっているように映ります。

 そういう人には優しさは舞い込んでくることはありません。偽物と接し続ける日々を送ることになります。

 不幸になっていく(他人の感情を掴めない)人間の大半は、他者を利用することしか考えないからそうなっているだけです。底の部分が腐っているから、肝心な時に手を差し伸べてもらえなくとも、ざまあみろとしか思われません。救いの手ではなく、悪魔の手を差し伸べられることになります。 

 他人の心を引き寄せるには、打算を働かせることなく動くことが大事かなと思います。人間は稀ですけど、損得勘定抜きで他者を助けたいという思うこともあります。優しさを学んでいない人間の大半は嘘だというでしょうけど、そういう部分は確実に存在します。

 他者の心を手繰り寄せることに成功すれば、多少のことを認めてもらえるようになります。(職場で思わず口にしてしまった、異性に髪の毛を触ってみたいというのも快く承認してくれたことには感謝しています。セクハラになりかねないところを助けてもらえるのは早々ありません。高校時代の大失敗もお咎めなしでしたし、好意を持っていた異性に対しての接触も問題なかったと思います。常識の欠如ゆえに、女性に対してのいきすぎた発言が多かったですけど、大人になってからセクハラ認定されなかったことは救いでした)

 他人の心を掴みたいのであれば、純粋さを身につけましょう。そうすれば、見える世界が劇的に変わるかもしれません。許してもらえる範囲を広くすることで、人生はとっても楽しくなっていきます。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. いろいろな恩恵
  2. ミッション・ステートメントとは
  3. 才能のある障碍者は、藤井聡太新棋聖のような生き方を目指してみよう…
  4. 『自身の一凶を絶て』
  5. 才能のある人は無自覚に人を傷つける
  6. 生みの苦しみ
  7. 人間は生きているだけで幸せ
  8. 能力の高すぎる人は、社内でいざこざを起こす確率が高い

おすすめ記事

『時間』―時間は、時と場合長くもあり一瞬で終わるー

辛い時間は長い。幸せの時間は一瞬。楽しくない時間は長い。…

ショートショート『無謀なチャレンジ』

 路上に落ちているお金だけを拾い集めて、沖縄から北海道まで辿り着く。果たして実現可能…

藤井聡太竜王は名人挑戦決定

出典:Photo credit: nakashi on VisualHunt.com藤井聡太竜王…

西山朋佳女流三冠の奨励会退会が近づいている

 西山朋佳女流三冠(奨励会三段)は退会まで残りわずか 西山朋佳女流三冠(奨励会三…

『昔は…』―昔の方が人にも環境にも恵まれていた―

昔は…人にも環境にも…恵まれていた。&n…

新着記事

PAGE TOP