コラム

「新型コロナウイルス感染症(COVID19)」という問題について

 

コロナウイルスの新型が世界的に流行し、もはやグローバル規模で社会問題化する様相を呈してきています。これが俗に言う「パンデミック」と呼ばれている現象です。当然、新型の前には旧型のコロナウイルスも存在していました。

 

7種類目のコロナウイルス

 

コロナウイルスは、風邪のウイルス(4種類。一般に風邪と呼ばれる症状の10%~15%)、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス、中東呼吸器症候群コロナウイルスがあり、これまで6種類が確認されていて、以前から世の中に存在しているウイルスとのことです。(NIID 国立感染症研究所より)

 

 

新型コロナウイルス感染症(COVID19)は、これに新たに加わった7種目のウイルスになります。

未知のウイルスだと恐れられるのは、有効なワクチンの開発(特効薬)に至っていないからです。ワクチンの開発は、早ければ今年の夏頃には発表される予定でしたが、臨床実験の結果の遅れや人体に対しての副作用の問題などが残り、最長で18ヶ月後先まで待たなければならないという情報も出てきているため、論者によって意見は様々です。

 

また、善意か悪意かは定かでありませんが、メディアの煽情的な報道も事を大きくしています。ちなみに、筆者は、過剰な報道のことを「マッチポンプ式報道」と名付けており、そうした視聴率アップのための報道姿勢には賛同していません。

 

 

統計の数字から判断することも必要

 

ごく一般的なコロナウイルスやインフルエンザに対する世間の認識では、世の中に多少なりとも病原菌は存在していて、その影響によって、何パーセントかの割合で、毎年死者が出ることを知っています。それと同じように、新型コロナウイルスにおいても、こうした見方が常態化すれば、その予防はしなければなりませんが、大騒ぎする程のものではなかったと、人々の心理状態が徐々にではありますが軟化してきます。やがて、ウイルスの一種として片付けられることでしょう。 

 

しかしながら現時点では、そうした認識に至っていません。しっかりとした統計が出てきたりすると、新型コロナウイルスによるパンデミック騒ぎ(こわいこわい病)は収束に向かうことが予想されます。 

 

治療法が確立していない

 

新型コロナウイルス感染症(COVID19)によって引き起こされる騒動の特徴としては、新しいウイルス種であることから、その治療法が確立されていないことが、問題を大きくしている要因です。対応策としては、人間が病原菌に対して「自己免疫力」を高めること。あるいは、先にも示したように「ワクチン(特効薬)の開発」が有効になることが分かっています。

筆者の考えでは、要するに、本来人間に備わっているところの自然治癒力を高めること。そうして体内に病原菌の侵入を塞ぐ抗体(*1)ができてしまえば、安心の度合いは増していきます。ウイルス自体への備えが体内で作られると、未知の病気だとの恐れは消え、私達が、「インフルエンザは世の中に存在している」と受け入れたように、特別扱いして大騒ぎする必要はなくなることが予測できます。病原体自体が、突然変異さえしなければの話ですが(*2)。

また、この騒ぎを受けて悲観的になり過ぎた結果、心身が負のオーラに侵されると、自己免疫力が低下してしまいます。悪循環の罠に入り込むと、感染する確率も益々上がってくることでしょう。

 

(*1)異物が体内に入ると、その異物にある抗原と特異的に結合する抗体を作り、異物を排除するように働きかける。

(*2)コロナウイルスは、ゲノムとしてリボ核酸 (RNA) をもつ一本鎖プラス鎖RNAウイルスで変異しやすい。

 

日本での感染者数と世情の変化

 

ここで、厚労省発表の資料に基づいて検証します。

2020年4月14日 12時時点での新型コロナウイルス感染者の数は、厚労省発表で7,645例です。(日本での2019年におけるインフルエンザ感染者数は約1000万人)

ですが、その数とは比較にならないくらい「こわいこわい」と叫ぶ人達は増殖しているように思います。

 

電車の中でのマスク着用率が上がってきているのを実感しているところですが、こうした「こわいこわい」現象の結果、マスク着用は公共の場では、飛沫感染予防のマナーとして、当たり前の風潮に変化してきました。

コロナ騒動が始まったのは、2020年1月。わずか数か月の間で、世間の空気が一変(*3)しようとしていますね。

 

(*3)政府による、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」も発令されているところです。

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10845.html

©新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年4月14日版)

 

フランク・パヴロフ『茶色の朝』の教訓は、やり過ごさないこと

 

情報収集の種をメディア報道のみに頼っている人は、それ以外の方法で情報収集している人よりも、お茶の間のニュースを信じ切ってしまいがちです。自ら読書するなどして、正確な情報を調べる時間がないからとも考えられますが、とにかく全国民の大半の人達が、口コミなど、自分の周りの身近な情報源を頼りにしているのではないでしょうか。

メディアの報道を信用するあまり、同胞の人達に対して、鵜呑みにした情報を善意で伝えたとします。そのことが、時に応じて「同調圧力」効果を生むことにもなり得ることを、忘れてはならないと思います。

 

最後に、世界保健機関(WHO)による、インフルエンザと比べての見解も紹介しておきます。 
 
「クラスタの確立が高い。致死率が高い」等々です。

 

https://kokocara.pal-system.co.jp/2017/06/12/brown-morning-tetsuya-takahashi/

©「“茶色の朝”を迎えたくなければ、思考停止をやめることです」 哲学者・高橋哲哉さん|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア

 

 

文章:justice

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