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海外旅行へ行く前にすること

 

『海外旅行へ行く前にすること』

 

 「今の若者は内向きでダメだ」。無責任な人になると、「見聞を高めるために海外旅行するべき」などと、外国暮らしを体験したことがないにも関わらず、他人にはやたらと正論もどきを説いたりする。

 しかしながら、ここは一旦立ち止まり、「海外旅行へ行く」ことを前提にして、物事を肯定的に考えてみたい。

 準備にあたっての基本のキは、パスポートや移動手段や宿泊の手配は、事前に済ませておきたい。もしも海外旅行が取りやめになっても無駄でないことも紹介する。

予防接種を受ける

 狂犬病のワクチンを必ず接種しなければいけない。狂犬病の危険の無い国・地域は日本と極少数の国・地域しかない。発病したらほぼ100%死ぬ。命が助かったら奇跡で、その場合でも後遺症が残る。

 

破傷風等、子どもの時に予防接種を受けた人も、年数が経って抗体値が落ちていることがあるので、海外渡航のためのワクチンを医者と相談して接種しなければならない。

 

 その他のワクチンも渡航先に合わせて接種しなければならない。金と時間が掛かるが渡航先で病気になって、外国語で医者とのやり取りや、大使館や領事館に助けを求めるより、安くて手間がかからないからだ。

 

 自分自身だけでなく、他人を感染の危機に晒さない様にする。責任感がない人間は海外旅行に行くべきではない。

 

 予防接種を受けても、病気にかかる時は掛かるし、死ぬ時は死ぬ。海外旅行に行くからには覚悟は決めておこう。障害が残っても命が助かれば御の字。

 

海外旅行保険

 クレジットカードを持参したとしても、海外旅行保険ならカードに付帯しているので、大丈夫だと過信してはならない。適用される病気や怪我の範囲に制限があったり、旅行費用を保険が付帯しているクレジットカードで支払わなければ適用されなかったりする。

 

 空港にある「海外旅行保険受付」や「海外旅行保険自動販売機」について、自動販売機にはガイダンスがあり、受付には保険会社の人員がいるから、初めてでも加入は出来るが、保険プランが少なく保険料も高いことが多いので、気を付けておきたいところ。

 

空港で保険に加入すると言うことは、時間的余裕がないと言うことで、約款もまともに読めないだろう。受付の説明を、時間が限られた中での一回の説明で、理解できるはずもなく、自動販売機ゆえに説明もしてくれない。「海外旅行保険契約証」や「提携病院が印刷された紙媒体」の証書はすぐに手に入らない。電子契約証は即時手に入るが、旅行先が日本のようにネット環境があるとは限らない。

 

海外旅行保険に加入するならば、ネットで保険会社各社のプランを吟味することをお勧めする。際に複数の保険会社の窓口で相談をするべきだ。保険料も、旅行先で変わるが、最低でも5千円以上のプランにする。本当は2~3万円以上は出さないと安心はできない。

 

海外旅行保険の加入は、一日かけてやるべきなので、同時に医療保険・入院保険などの相談や見直しをすれば時間の無駄にもならない。

 

海外旅行保険なしで外国で死ぬと骨も残らないこともありうる。遺体がなくても、死ぬまでの治療費や救急車使用料や遺体保管費用や遺体搬送費、その他もろもろの費用は遺族に降りかかる。金で安心が買えるのだから安い物だ。

 

文章:北山南河

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