福祉・医療

職場で様々な課題と直面する発達障碍者へのアドバイス

 

 障碍者が一般就職するのは難しい。手帳を交付しないと、一年以内の退職率は7割程度にのぼる。(トップとして会社を動かしたり、きっちりと働ける人もいる)

  障碍者として就職するも、なかなか継続できないという人もいるのではないでしょうか。

 精神障碍者は平均継続年数が3年~4年と、他の障碍よりも短くなっている。身体障碍は7年~8年、知的障碍は5~6年程度となっている。

 

 他より劣っている部分がある、弱さを持っている当事者は以下のことに気をつけましょう。障碍者を対象としていますが、一般にも当てはまることもあります。

 当事者は発達障碍(一部知的障碍かつヘルニア持ち)ですので、こちらについてあげていきたいと思います。精神疾患などの障碍については、そちらの意見を参考にしたほうがよいでしょう。

 

上司との相性は非常に重要(企業理念を含む)

 一般人にもあてはまりますが、障碍者の場合は相性が悪いと逃げ道すら失うこともあります。上司のマッチングをきっちりと行うようにしましょう。

 上司の考え方によっては働きぶりを評価されることもあるので、そういった会社だと気分が楽になると思われます。欠点よりも長所を見てくれると、働きやすくなるのではないでしょうか。

 上司の考え方によっては力を発揮することなく、退社に追い込まれることもあります。そのような上司をいち早く察知し、部署転換、担当の変更などを申し込みましょう。ストレスを極力ためないことが、継続に繋がると思います。

 

ミス、ゆっくりとした作業を許容してくれる会社に入るようにしたい

 障碍の種類によっては、一般人より失敗する確率は高いです。数回のミスで評価を下げるのであれば、すぐに居場所を失いやすくなります。

 セミナーを聞きましたが、1000回同じことをいってもらえるような会社だと働きやすくなるのではないでしょうか。(ミスも多いから、その部分も指摘しないようにいっていた)

 会社では遅刻しがちな(時間の守れない)社員に、連絡を入れるなどの対応をしていました。当人が働きやすくなるような環境づくりをしているのを肌で感じました。

 身体障碍者では車椅子の移動、麻痺などで迷惑をかけます。知的障碍者は特性上、10000回やっても理解できないこともあります。一般と同じようにしてほしい人と一緒になったら、未来はありません。

 

能力をきっちりと把握する(自己分析をする)

 障碍者によっては得意、不得意の激しいタイプもいます。力量をしっかりと把握して、力の生かせる会社を選びましょう。発達障碍者が苦手な分野を選択すると、障碍者枠であっても戦力外になる可能性を秘めています。

 最初から戦力になれそうにない分野(介護、警備、運転手、オペレーターなど)は除外するとよいでしょう。

 

同じ会社で部署が沢山ある場合は、力の発揮できそうなところに配置転換を申し込む

 発達障碍は一般と比べて得意、不得意が激しいです。力の発揮できない部署で、退職に追い込まれるのは避けたいところです。(全部が出来ないのであればやむをえない)

 筆者も受け入れられていれば、継続できた可能性のある会社もあります。

 

短所を話している会社でないことが重要(悪口禁止が理想)

 欠点をつつきあっている企業だと、真っ先にターゲットになる確率が上がります。良いところを認め合おう、他人の悪口は禁止という経営理念を掲げつつある会社も増えつつあるので、そういった会社に身を置いてみてはいかがでしょうか。メンタルが楽になると思います。

 

 障碍者対応マニュアルがあるのかは大きい

 障碍者枠として初めての入社だと、継続年数が短くなることもあります。安心して働くためには、採用実績は外せない要素ではないでしょうか。

 

一般に近い考え方しかできない人からは距離を置く

 仕事中は最低限のやり取りは必要でしょう。ただ、休憩中などは無理に接することはありません。仕事中のトラウマがよみがえり、メンタルを病むこととなります。

 失言癖がある場合は、休憩中は一人にしてくださいとハッキリと伝えておきましょう。障碍者の一部は無言で取り組むからこそ、高い評価に繋がる人もいます。

 

障碍者枠だからといっても、甘えさせてくれるわけではない。

 高給の会社は特殊なスキルを要求されることもある。(英語で会話ができるなど)

 求められている条件、自分の能力を比較しましょう。

 

合わないと思ったら辞める勇気を持つ

 続けてもメリットが一つもないのであれば、辞職も視野に入れるといいでしょう。メンタルを病むまで続ける必要はありません。

 

*一般人(健常者)からすれば、甘えだという考えを持つ人もいるかもしれません。ただ、障碍者は生きるために必死だということだけは胸にとどめておいてください。

 発達障碍のすべての人がこの特徴に当てはまるわけではありません。自分に合ったものは取り入れていただければ幸いです。

 

文章:陰と陽

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