福祉・医療

障碍者、健常者は信頼し合えるのか

 

 障碍者(基本的に先天性)、健常者(一般人)は信頼関係を構築することができるのか。

 個人的にはほぼ不可能だと思う。障碍者は細かいミスを連発することで、健常者の信頼を失いやすい。健常者からすれば、障碍者はけしからんという方向に傾いていく。

 遅刻、忘れ物が多いタイプもいる。人間としての基礎を怠ると、信頼を失うのは確実だ。

 気まぐれの激しさ、人間性の未発達などもマイナスポイント。こちらもマイナス評価となりうる要素だ。

 他の部分においても健常者は障碍者を減点する。信頼を築くだけの評価を獲得するのは至難の業だ。 

 障碍者側にとっても健常者は信頼しにくくなっている。幼少期のいじめ、差別などを受けた人なら顕著だ。健常者を敵とみなしても不思議はない。

 健常者は常識に優れているものの、未来予知能力(他人のやってほしいことをする能力)は0。障碍者の凸凹と相まって、最悪の展開を描くというのも珍しくない(退職につながるレベル)。障碍者からすれば、地獄に叩き落そうとしているように映る。そんな人間に信頼を寄せるのは根本的に無理がある。

 互いの長所を尊重し合える社会が構築されない(日本では短所のつつきあい)限り、寄り添うことはほとんどない。100年後、200年後も同じようなことが繰り返されるのではなかろうか。

 

*障碍によっては個人差があります。寄り添いやすい人、寄り添いにくい人のどちらもあると思います。 

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 自分と真摯に向き合おう
  2. 生活保護は減額されていくのか
  3. 支援員に過度な期待をしてはいけない
  4. きっちりとした教育を行わないと、レベルの低い人間が増えていく
  5. 発達障碍は大人になってから気づくことが多い
  6. 広井良則『持続可能な医療─超高齢化時代の科学・公共性・死生観』(…
  7. よさそうだけどよくないもの
  8. 職場で様々な課題と直面する発達障碍者へのアドバイス

おすすめ記事

時間はお金で買えるのか?

「時は金なり」と言いますが、過ぎ去ってしまった時間は取り戻せないですが、お金は貯めることが出来ますよ…

大谷翔平選手が29号・30号ホームランを連発

 メジャーのボール問題が話題になったあと、「実況パワフルプロ野球」をプレイしているか…

漫画『君たちはどういきるか』【感想】

こんにちは、今回は漫画『君たちはどういきるか』をご紹介したいと思います。この本は1937年に…

小説:『知的障碍を発症した女性は、入院先で少女と出会う 上』

第一章:知的障害の診断を受ける 石上優は三歳のころに知的障碍の診…

岡本太郎が作った「歓喜の鐘」がある名古屋『久国寺』

 大阪万博の『太陽の塔』。あるいは「芸術は爆発だ」の発言で有名な芸術家の岡本太郎。…

新着記事

PAGE TOP