碍者にとって多くの健常者はクラッシャーになりうる。(反対も成り立つ)
どうしてそのようなことをいうのかというと、障碍者と健常者の目指すべき方向は正反対にあるから。
健常者はほどほど(ベター)を目指しているのに対し、障碍者は最高もしくは最悪になることがほとんど。健常者のようにそこそこといった生き方では、身を滅ぼしてしまいかねない。
障碍者の世界観に合わせると、健常者は壊れてしまうことになる。自分の身を破壊するような生き方を選択することはないので、周囲にほどほどを求めることになる。健常者にとってはそれなりに生きやすい(実際は生きにくいかもしれない)ものの、障碍者にとっては悪夢のような世界だ。そのような生活を続けていくうちに、心身を病んでいくことになる。
健常者、障碍者が共存していく世界を作っていきたいと、福祉施設の企業理念にかかれている。
思考回路、生きやすい社会が異なるのにできるとは到底思えない。支援事業を経営する人間はそこのところに気づいたほうがよい。
共生は理想だけど、叶うことのない2文字。庶民が100億円をゲットするよりも、ずっと難しいかもしれない。
文章:陰と陽