コラム

バスの中で酔っ払って寝る

 

 バスの中で酔っ払って寝ている、60くらいの男が目についた。浅い眠りではないことからして、何駅も前から眠っているものと推測される。

  後ろにもたれかかるならまだしも、 横になっている男は4席分くらいを1人で占領していた。常識を身につけている人間であるならば、多くの人が使用する場所でよくそのようなことができるなと思うだろう。

 口論になりたくないからか、誰も起こそうとはしていなかった。バスの運転手も注意しに行くことはなかった。近年は逆切れされる確率も高いため、そっとしておくのが無難といえそうだ。自分に危害が加わっては元も子もない。

 バスの中で席を占領するという非常識極まりない行動の中で、異常なまでに図太い神経をしている部分を取り上げてみたい。並大抵の人間はバスの中で横になりたいと考えても、行動に移すことはしない。皆にどのように思われてもいいんだという、神経は少しだけ見習ってもいいのかもしれない。(日本人は律儀で、他人の視線を気にしすぎる)

 常人では取りえない行動をするのも人間。こういう場面で慌てふためかないように、日頃から鍛錬を積んでおくのもよいのではなかろうか。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 今、この瞬間を生きましょう。
  2. 副島隆彦『余剰の時代』ベスト新書
  3. やりがい
  4. 全休すると番付を元に戻すのは大変
  5. ショートショート『パワハラ、セクハラ問題に真摯に取り組んだ結果』…
  6. 短編小説:『天使の昇天』
  7. お金を稼げない確率が高いコンペにどうして応募するのか
  8. 小説:『友達のいない男は、クラスメイトの男性恐怖症克服に協力させ…

おすすめ記事

怖い話『2位だよ』

中学生の時。毎年春の最初の体育の授業で、校舎の周りを10周して、そのタイ…

怖い話『誰かいたはずなのに』

高校時代の友人の話。寄り道した関係で学校からの帰りが遅くなった時のこと。玄関…

『現実との格闘の中で』

現実は厳しいものだ。けれどもその格闘の中で自身が磨かれ、鍛えられると思います。…

日本人は答えがなければ動けない

 職種によって求められるものは大きく異なるものの、答えのあることに対して動く部分につ…

怖い話『エレベーターの先客』

買い物帰りにバッタリ会った友人に「お茶していけよ」と誘われ、友人の住むマンションに立…

新着記事

PAGE TOP