人生

雑学よりも人のためになることを学ぼう

 

 トリビア(知識量)は学習すればするほど増えていく。受験勉強をするときに、毎日(一日で一〇時間程度)机に向かった人も多いのではなかろうか。理系なら数学、理科(化学、生物、物理のいずれか)、英語が求められる。文系なら国語、社会(公民、歴史、地理のいずれか)、英語の知識が必要となる。国公立を目指す場合はさらに幅広い学習に取り組まなくてはならない。

 知識量は変化させられても、他人の感情を読む、理解する、把握する力はまるで変化していない(生まれたときから知を這ったままのレベル)。わざと外そうとしているかのように、やってほしいことの反対へと向かっていく。手を差し伸べようとすればするほど、他人の評価を落とすというジレンマに陥っている。(配慮と他者の感情を読むのは別物)

 知識は特定の分野でしか必要にならないのに対し、他者の気持ちを読むスキルはどの場面においても有効。こちらを磨いたほうが、第三者から高い評価を得られやすくなる。よりよい人生を送りたいと思うのであれば、一日一〇時間の勉強を行うよりもよっぽど効率的である。多くの人が身に着けることで、苦しんでいる心を救えるのではなかろうか。 

 雑学を詰め込む授業の一部を、感情察知に割り振ってみてはどうだろうか。人生で一つくらいは自分の思い通りになるかもしれない。

 

文章:陰と陽

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