福祉・医療

就労移行で聞いておきたい質問

 

 就労移行から一般就労する確率はおおよそ30パーセントといわれる。2年間の訓練を積んだとしても、3人に2人は一般就職に繋がらないのが実態だ。

 インターネットにて身体障碍者が一年程度、コミュニケーションに問題のない精神障碍者、発達障碍者が一年間程度で就職し、他の障碍については厳しいという意見を述べていた。知的障碍者は就労移行を利用しても、就職は難しいのかもしれない。(高卒以上の事務などはほぼ無理)

 私が就労移行で聞いておいたほうがよいと思うのは、就職率がどれくらいあるのかということ。平均より高い移行施設なら胸を張って応えてくれるだろうし、一人も就労できない事業所は言葉を濁すはずだ。ダイレクトすぎるので遠慮しがちだけど、就職率は一番の判断材料となるため絶対に聞いておきたいところ。

 なお、3割程度は一人も就職者を出していない。(補助金詐欺まがいを続けている)約1/3にあたるので、決して低い数値ではない。人生を棒に振らないためにも、慎重に見極めるようにしたい。

 就労移行は今後の人生を左右しかねない場所になりうる。就労移行からあなたの人生が好転することを祈る。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍者の生涯工賃と比べてみた
  2. 成人してから、発達障碍の診断を受けるということ
  3. 知的障碍者の行動
  4. 就労移行を利用したほうがよい障碍者
  5. 【難病について②】『仕事と治療』両立の難しさ。
  6. 発達障碍プロジェクト(発達障碍者向けサイト)
  7. 職場の環境によって、社員の命運を左右する
  8. 惹きつけられる魅力
PAGE TOP