福祉・医療

広く浅くが唱えられる限り、発達障碍は生きにくい

 

 広く浅くいきなさい。その概念が社会に広がっていくことが、発達障碍の生きにくさを助長している、

 当事者の一部には、一般人がそのようなことをいう理由がわからない人もいるだろう。深く狭くやった方が大成させられる確率は高い。

 あっちこっちに手を出している人間というのは、基本的に一定のところで止まってしまうように感じる。器用といえば聞こえはいいけど、要は力のなさを隠すためにそのようにしているだけのこと。八方美人でなければ生きられない時点で、優れた部分を持っていないことを公にしてしまっている。

 真の才能を持っている発達障碍者(アスペルガーなどを含む)には深く狭くを進めたいと思う。得意分野一つに絞ることで、大成させられる可能性がアップする。後ろ盾を作らないことで、集中力、緊迫感の高まりに繋がっていくのではなかろうか。

 社会の常識にそぐう必要性はどこにもない。自分の人生観に合った生き方をするように心がけたいところ。周囲が鬱陶しいと思うのであれば、結果を出して黙らせてしまえばいい。私は才能のある発達障碍者にはそれができると信じている。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍者支援で思うこと
  2. 躁鬱病の躁状態だから、普段より成果が出るとは限らない
  3. 障碍者同士が尊重し合うのは困難を伴う
  4. 学力の著しく劣っている生徒が定員内不合格
  5. 企業は障害者雇用を本当はしたくない
  6. 就労移行支援の1回あたりの利用料は就職率などによって異なる
  7. 障碍を持っていると正しいはずの答えが間違いとなることも少なくない…
  8. 交通費を支給される就労移行事業所もある

おすすめ記事

シュテファニー・シュタール『「本当の自分」がわかる心理学』大和書房

シュテファニー・シュタール『「本当の自分」がわかる心理学~すべての悩みを解決する鍵は…

怖い話『チャイルドシート』

大学も夏休みに入り、2年ぶりに帰省したときのこと。2年ぶりという…

東京マラソンに72000人の観客が集まった

 東京マラソンに72000人の観衆が集まったと話題になった。 開催側は「集まって…

『障害者であっても…』―障害を理由に逃げたくない―

障害者であっても…障害を理由に…人生逃げるこ…

生命の尊厳

ウクライナとロシアの間で、戦争が続いていますが、今大事なのは、生命ほど大切なもの…

新着記事

PAGE TOP