人生

人間は出会った瞬間が一番楽しい

 

 人間づきあいは出会ったときが一番楽しい。そのように感じたことはないだろうか。

 初めて知り合ったときは相手のことを何も知らない。どのような性格をしているのか、趣味は何なのか、好みなどについて考えることができる。その瞬間がたまらなく快感なのである。

 時がたつにつれて、現実をつきつけられることになる。相手の嫌なところ、気に入らないところが徐々に見えてくる。どのような思考をしているのかもわかってくる。

 相手のプラスマイナスを総合して、プラスが上回っていればいいけど、そうなる保証はどこにもない。(男女の破局、離婚率のデータからすると、悪い方向に進むパターンも多い)

 どちらかの心が離れてしまえば、関係はすぐに終焉を迎える。あんなにも楽しく話していたはずの相手はもうどこにもいない。胸の奥には寂しさが積みあがっていく。こんなことになるのなら、深い付き合いをしなければよかった、と考えることも少なくないだろう。

 深い付き合いをした相手より、すぐに終わった方がいい思い出となる。人生はその一面と切っても切り離せない。(深く付き合うほどよくなることもあるので、完全にそうとは言い切れない。知れば知るほど、楽しいと思う相手を見つけられるといいな)

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 人生の歯車が狂い続ける人生
  2. 平成も昭和扱いされてるようだ
  3. 優秀な人間は接しにくい
  4. 其罪畢已(ございひっち)
  5. 「善き友」を求めていきたい
  6. 一般人は見た目ほどいい人生を送っていない
  7. 『人は変われる[大人のこころ]のターニングポイント』 高橋和巳【…
  8. 若さを保つ秘訣
PAGE TOP