時事問題

脳性麻痺があっても前に進み続ける

 

 脳性麻痺であっても高校に通いたい、そんな夢に挑戦している一人の若者について取り上げる。

 当事者は重い障碍を抱えており、食事、トイレで介助が必要。それにもかかわらず、自宅から新幹線で学校に通っていたとのこと。ハンデを抱えていたとしても、言い訳をせずに高校まで通学する姿はすごい。五体満足の一般人が屁理屈ばかりをこねているけど、そういう人たちに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

 話に出てくる少年は一般高校入学を断られた経歴を持つ。それでも、彼は諦めなかった。パソコンで一文字ずつ入力した文章を高校に届けた。この行動が学校側の心を動かし、入学へとつながっていった。障碍者差別解消法の施行も後押しした。

 彼は大学へと進学したようだ。新しい壁とぶつかりながらも、どのような人生を送っていくのだろうか。彼が無事に卒業することで、障碍者の心の支えとなっていくだろう。

  障碍者だから人生をあきらめる必要はない。思いを伝えていけば、きっと相手に届くのではなかろうか。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200130-00010000-nishinpc-soci&p=1

©脳性まひの少年「高校行きたい」 パソコンで1字ずつの手紙、受け止めた教員(西日本新聞) – Yahoo!ニュース

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. デイケアのプログラムについて【障碍者編】
  2. 障碍の「し」の字すらわからないサービス管理責任者の作成する支援計…
  3. 就労移行支援事業所が半年後、一年後の定着率を表示するのは訳がある…
  4. バリアフリー法の改正(今後の課題)
  5. 外出自粛の中におけるストレス解消法
  6. 裁判員裁判の判決が覆る(死刑→無期懲役)
  7. 支援員に過度な期待をしてはいけない
  8. 節分に恵方巻を食べる理由

おすすめ記事

プロ棋士になるのは難しい

 将棋のプロ棋士は、1年間で4人のみがなれる職業。(一部例外あり)。東大に入るよりも…

【海外ニュースウォッチ】木造高層ビルという新たなトレンド【第十一回】

海外のニュースから、筆者が気になったものをピックアップしてわかりやすくお届けするシリーズです。第…

広く浅くが唱えられる限り、発達障碍は生きにくい

 広く浅くいきなさい。その概念が社会に広がっていくことが、発達障碍の生きにくさを助長…

障碍者支援で当事者がよくなる確率はかなり低い

 障碍者支援は障碍者を支援するための場所なのでしょうか。当事者としてそのように思うこ…

【海外ニュースウォッチ】ゼロ金利の終わり【第八回】

海外のニュースから、筆者が気になったものをピックアップしてわかりやすくお届けするシリ…

新着記事

PAGE TOP