時事問題

冬にもかかわらず春のような陽気

 

 冬真っ盛りなのに3月中旬のような気温。日本の冬はどこにいってしまったのでしょう。

 近年では温暖化の影響で気温が上がっていますが、今年の冬は明らかに異常だと思います。一月中旬で一五度というのは前代未聞です。一日くらいならあったかもしれませんが、数日も続くのは記憶にありません。

 気象庁からは暖冬傾向が続くといわれています。観光業に大きな影響を及ぼしています。冬の名物である氷の上における釣りなどもできないようです。つららを名産としている地域にも大きなダメージを与えています。

 屋根の雪下ろし、除雪などを収入源としている会社も採算が取れません。来年からは従業員を減らすなどの対応を迫られそうです。雪がない場合に備え、副業を探しておかなければ、生計を立てるのは難しくなります。

 農業関係者も確実に影響をうけるでしょう。農業には雪解け水が欠かせないため、一から対策を練り直す必要があります。どのような向き合っていくのか注目です。

 温暖化のメリットを享受している人たちもたくさんいます。雪国の地上に住んでいる人たちは、雪かきをせずに済みます。凍結による車のスリップもなくなります(雪の上を車で走る難しさを何度も経験しました)。交通は確実に良くなるといえるでしょう。

 ゴルフ関係者は温暖化を喜んでいます。例年は雪のために運営していませんが、今年度は通常通りに営業できています。雪が降らなければ、収益を上げられる確率は高いでしょう。

 日本から冬は消えてしまうのでしょうか。来年、再来年の気温に注目したいところです。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20200113-00010000-mbsnews-soci

©ほとんど雪が無い「スキー場」運営が危機 一方で暖冬の『恩恵』を受けている場所とは?(MBSニュース)のコメント一覧 – Yahoo!ニュース

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. コロナ自粛と経済のバランス
  2. 女性から男性に対するセクハラは報道されにくい
  3. 阪神淡路大震災から25年が経過した
  4. ウクライナ情勢についての雑感
  5. 農水次官の殺人事件をどう見るか(2020年2月5日時点)
  6. 笑点の林家三平さんが卒業
  7. 代表選手が国際化しつつある
  8. 不倫の代償は大きかった(俳優)

おすすめ記事

コラム:『この世にはないものを求めて』

人間の営為は、どれもこの世にはないものを求めて行われます。この世にはないものなの…

エッセイ:『F君のこと』

Fという友人といえば友人だが単なる知り合いだと言えばそうとも言える存在がいた。…

『君の力になりたい』―いつも笑顔でいてくれてありがとう―

君の笑顔は…僕にとって…最高のプレゼントだ。…

関西風味のオバちゃんたち

『とある喫茶店でのオバちゃんの会話』漫画:P…

世界の国と国旗☆第30回目 エルサルバドル共和国

皆様こんにちは椎名 夏梨(しいな かりん)です。いつも読んで…

新着記事

PAGE TOP