雑学

冬至にカボチャを食べる理由

 

 日本では冬至にカボチャを食べる習慣がある。どうしてこのようになったのかを以下に示す。

 

保存食として長持ちしたから

 現代のように保存状態のよくない時代は、保存のきく食べ物が重宝された。栄養素も豊富だったため、昔の人にとっては貴重な食料だった。

 

 カボチャに含まれる栄養素

 ビタミンA、B-カロチン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなど多種にわたる。一つで多くの栄養を摂取できる。

 

風邪予防のため

 カボチャを食べることで、風邪をひきにくくなるといわれていた。

 

運気がよくなるから 

 当寺は昼が短く寒いので、生命が終わると考えられていた。乗り越えることで、太陽の力が徐々に戻り、運も少しずつ上がっていくとされた。

 運を呼び込むために、「ん」が二つ入っている食べ物を食べるとよいとされている。カボチャは漢字で書くと「なんきん」となり、「ん」が二つ含まれている。なお、終わりに「ん」がつくことも大切。

 

*カボチャを冬至に食べ始めたのは、明治時代からといわれており、江戸時代に食べる習慣はなかった。日本では柚子湯を入れる習慣が、先に根付いたことになる。

 

文章:陰と陽 

関連記事

  1. 世界の国と国旗☆第20回目 ウガンダ共和国
  2. 台風について③
  3. 世界の国と国旗☆第63回目 コートジボワール共和国
  4. 【海外ニュースウォッチ】バッテリー用金属の動向その2【第二十二回…
  5. 「食欲色」のお話
  6. 郵便ポストの色が赤いのはなぜ?
  7. 世界の国と国旗☆第35回目 ガイアナ共和国
  8. 世界の国と国旗☆第89回目 赤道ギニア共和国

おすすめ記事

ファッションLGBT

当事者故に気になってしまうことはあります。そうではないというのに自身をそう名乗るお方がとても…

最低時給アップはA型作業所の利用者の収入増につながる

出典:Photo credit: M.G.N. - Marcel ON OF on VisualHu…

ショートショート『無謀なチャレンジ』

 路上に落ちているお金だけを拾い集めて、沖縄から北海道まで辿り着く。果たして実現可能…

他人から評価されていない人間を識別する方法

 人間はだれしも、自分のことを大切にしてくれる人と一緒に居たいものです。しかし、世の…

子育てについて5

子供を産んでから月日が経つのが本当に早く感じます。 息子は3月で1歳になります。…

新着記事

PAGE TOP