時事問題

公共の場では匂いのする食べ物は自粛すべきなのか

 

 電車内(公共の場)にニオイのする食べ物を持ち込むのはマナー違反なのか。インターネット上でそのような討論がなされている。

 「公共の場だからやめるべき」と、「車内の持ち込みに制限をかけるべきではない」、意見は真っ二つに割れている。前者は気分が悪くなる人のことも考えてほしい、後者はそこまで配慮しろというのは横暴だという見解を示している。否定派が神経質すぎるのか、肯定派が無神経なのかはわからない。

 テレビではカレーライス、肉まん、フライドポテトで街角の人に質問していた。全てOKという人もいれば、三つともNGと答えた人もいた。特定の食べ物だけはNGという答えもあった。許容範囲はそれぞれ異なる。

 食べ物が取り上げられるのに、タバコや香水が対象にならないのは不思議だ。あちらの方が明らかに臭うし、タバコは周囲に有害なガスを撒き散らす。生きていくのに欠かせない食べ物を討論する前に、タバコや香水を先に議論するべきではなかろうか。順番が違う印象は否めない。

 時代は着実に変化しているとはいっても、細かいところを突き詰めすぎることで、生きにくくなるのは確実。自分の首を絞めかねない行動を自粛しないと、全てがNGとなってしまいかねないことを頭の片隅にとどめておこう。 

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 余った牛乳、パンを持ち帰る
  2. ベンゼマのハットトリックで大逆転勝利!!
  3. 今年はオープンできないスキー場が増えそうだ
  4. コロナウイルスで障碍者解雇増加
  5. 少ないマスクを購入するために開店前から並ぶ
  6. すし屋のサイドメニューが増え続けている
  7. コロナウイルスで夏の甲子園大会中止
  8. 自殺者数が減少傾向にある

おすすめ記事

『あまうめ城っぷ』がふるさと納税のお礼品になりました!

『あまうめ城っぷ』がふるさと納税のお礼品になりました!尼崎市の魅力を伝え…

短編小説:『天使の昇天』

海岸に天使が流れ着いた。壊れてしまい打ち捨てられたボートのように横たわっている。…

自分の生き方を貫けるのは才能のある障碍者だけ

 障碍者と聞くと能力の劣っているイメージを持ちがちですが、実際はそんなことはありませ…

発達障碍は社会全体から嫌われるわけではない

  発達障碍者は90パーセント以上に煙たがれ、10パーセント未満の人に支えられながら…

生レバ禁止問題について

 客に生レバーを提供したとして、大阪府警摂津署が81歳の女性経営者を書類送検した。…

新着記事

PAGE TOP