時事問題

役人は庶民を法律で縛る

 

 日本では民主主義国家が作られるまでの間、権力者にとって都合のいい法律がたくさん作られた。明治時代には治外法権を制定し、国を批判しただけで逮捕される時代が続いた。

 豊臣秀吉は刀狩を実行。庶民から武器を取り上げることで、反乱を起こさせないようにした。権力者とはいっても、さすがにやりすぎではなかろうか。

 上記はあくまで一例にすぎない。数えきれないほどの理不尽に、庶民は苦しめられてきた。

 民主主義国家になっても、その部分はあまり変わっていない。役人は感覚離れした法律で庶民を苦しめている。

  あえて基本的な原則を書くと、立法権は国会議員が担っているのだが、実際は官僚が決めた法案を国会で承認する流れになっているため、国会の役割は形式的な立法権を発動しているに過ぎない。

 時代にそぐったルールを制定する場合であっても、権力者の感性はずれていることが多い(1か0思考なのかもしれない)。一般感覚では到底ありえないようなところまで、規制をかけようとするのは勘弁願いたい。権力者のやり方では、一般人は生きられないことをわかっていない。

 三権分立が正しく機能しない限り、役人の都合のいいルールが作られ続ける。庶民は泣き寝入りしないためにも、行動を起こしていきたいところ。数の論理で抑えつければ、権力者を封じ込めることができる。民主主義国家なのだから、少数派のための法律に縛られないようにしたい。

 

文章:陰と陽

 

 

関連記事

  1. プロ野球のノンテンダー契約は戦力外だったのか
  2. 公共の場では匂いのする食べ物は自粛すべきなのか
  3. 幼児遺棄事件
  4. 台風被害の主題が、ローカル空港?ハブ空港?
  5. 大阪府で「高齢者の優先順位は下げざるを得ない」というメールを送信…
  6. インターネット史上最大の謎、Cicada 3301
  7. 【海外ニュースウォッチ】ブラウザ寡占への対抗【第十七回】
  8. ソフトバンクの店舗撤去問題

おすすめ記事

トイ・ストーリー3【ソックモンキー】

『トイ・ストーリー3』Q…

三遊亭円楽さんの司会の感想

 三遊亭円楽さんが、三年ぶりに笑点の司会をしました。そのときに感じたことを書いていき…

盲(視覚障碍)・聾(聴覚障碍)者のためのA型作業所の紹介

 盲・聾学校卒業者と対象としたA型作業所を紹介します。(ホームページにおいては雇用契…

ペシミスティックな時もある

 「人間」って信用できない。 狡賢さを身に着けた、彼らの頭にある…

空気を読むのと他人の感情を理解するのは別問題【障碍者編】

 障碍者は空気を読むのを苦手としている。それについては間違っていないと思う。健常者は…

新着記事

PAGE TOP