権力者は権力国家を好み、一般庶民は民主主義を求める。
理由を以下に示す。
権力者側
①多数の民衆を抑え込んでしまいたい
権力者は少数であるため、憲法(法律)で多数の民衆を束縛したいのが本音。自由が認められるほど、身元が危なくなってしまう。国の決めたことに逆らえない状態にしないと、安定した生活を送ることは難しい。
②多数の感覚に縛られることで、人生を束縛される。
権力者は庶民の思考になるのは難しい。発言の一つ一つに神経を尖らせる状態から抜け出したい。
*身近に例えるなら会社がわかりやすい。権力者は社長になることにより、上から締め付けるパターンが多い。(一般会社なら問題社員で解雇になる)会社では理不尽なルールがいくつも作られている。
一般庶民
①権力者の世界で生きるのは嫌
権力主義になると自由を制約される。歴史で権力主義は望ましくないことを民衆は理解している。
権力者は庶民を奴隷(コマ)のように扱ってきた。
②民主主義は多数派にとって都合がいい
多数で権力者を監視することにより、権力者の暴走を止めることができる。
③一度経験してしまったら、権力主義に戻すのに抵抗がある。
民主主義の快適さは一般庶民は忘れられない。自由のすばらしさを知っている。
*いじめ、パワハラなどが報道されるようになったのは一般人の力が大きい。権力者側の人間を排除することで、安定した社会を作り出したいという意志が働いている。社会は民衆側を重視する方向に進んでいる。
文章:陰と陽