人生

優秀な人間は接しにくい

 

 優秀(能力の高い)な人間が扱いやすければいいのに。そのように願う、上司、同僚は少なくないのではなかろうか。

 能力の高い人間は仕事の遂行力が優れている。同じ業務をやらせたら、二倍、三倍とこなせる超人も一部にはいる。

 問題点は他の部分がマイナスであること。仕事を何倍もこなせる能力が霞んでしまうほど、デメリットが大きすぎる。

 自分は優秀だという自負があるのか、他の社員を勝手に見下してしまう。対等なはずの同僚ですら、同じように扱えないのは致命的だ。

 自分こそが一番であると思い込んでいる人間が多すぎるのも特徴。幼少期から一番の世界を生き続けてきたため、他人を敬う心を養成できないまま、成人を迎えてしまった。

 他の社員にとって負担になるのもマイナス。優秀な人間のペースについていこうとするあまり、潰れてしまうことも珍しくない。

 沢山のお金をかけて雇った社員を、精神病へと追い込むリスクも付きまとう。たった一人のために、社員をつぶされてしまうくらいなら、能力の高い社員を辞めさせるしかない。会社は個人よりも集団を重視する。

 ポテンシャルは高いだけに、どうにかして生かしていきたい。どのようにすれば、彼らの真の能力を役立てられるのだろうか。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 人生は戦い
  2. 日本人は他人の足を引っ張る天才
  3. イマジネーション力
  4. 辛い時にすること
  5. 其罪畢已(ございひっち)
  6. 一方的な対人関係を築く人が目立つ
  7. 事件は起こした当人だけが悪い
  8. 平凡が幸せへの近道

おすすめ記事

聴覚障碍者向けの就労移行支援事業所がある

 聴覚障碍についてどのようなイメージをお持ちですか。筆者は全く耳の聞こえない人を指す…

羽生善治九段は王位戦の挑戦者決定戦に進出

出典:Photo credit: omoon on VisualHunt羽生善治九段は王位戦の最…

障碍者の働くうえでの苦悩

 障碍者の働くうえで苦悩することを挙げていきます。(今回は障碍者枠について書きます)…

エリートは苦労知らず…? 馬鹿な事言うな!!

「エリートは良いよなぁ…」 「エリートは挫折も苦労も知らないよな」そんな言葉を言…

神戸新聞に「あまうめ城っぷ」の記事が掲載されました!

画像:収穫前の尼崎農業公園の梅の実神戸新聞の2022年8月15日付朝刊に、あまう…

新着記事

PAGE TOP