時事問題

コンビニのおでんの方向性が変わる

 

 コンビニにおいて、おでんの販売縮小もしくは中止される可能性が浮上している。

 コンビニのおでんは、顧客にとって手軽に利用できた。卵、牛筋、大根、つみれなど種類が豊富で、食べたい商品だけを自由に購入することができた。値段は自炊よりもかなり高めだけど、手間暇などを考慮すると、充分すぎるほどのお釣りがあった。牛筋などは柔らかくするまでに、かなりの時間を要する。大根も数分ではやわらかくならない。

 店側にとっては豊富な種類を取り揃えることが、負担だったようだ。生鮮食品であるため、販売できる時間は短めだ。

 売り切れとなった場合の対応にも苦慮する。フライドチキン、肉まんのように短時間で補充できるわけではない。おでんのために、長時間待ってくれる顧客は皆無だ。

 売り上げのデータを取っていったとしても、当日にならないと何が売れるのかわからない。人気商品だからといって、注文が入る保証はない。

 おでんが売れ残ってしまった場合、廃棄するしかない。在庫処分は丸々コストとしてのしかかる。

 おでんを販売するにあたって、定期的な掃除も必要となる。こちらも店員にとっては大きな負担となる。

 コンビニでは多くの商品が販売されており、おでんのためだけに力を注いでいられない。採算が見込めないとなれば、真っ先に販売停止にするのが自然な流れだ。

 一年後、二年後には完全に姿を消しているのかもしれない。

 

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00000005-kyodonews-bus_all

 ©コンビニおでん「曲がり角」 人手不足で中止、縮小(共同通信) – Yahoo!ニュース

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 同姓同名の候補者に投票する場合の注意点
  2. 学校教員はブラック環境で辛いと言うが、自業自得だ
  3. 今年は旅行、ライブ、スポーツ観戦などが難しいかも
  4. 2020年の日本シリーズはソフトバンクの圧勝で幕を閉じた
  5. 雇用保険料が引き上げられる
  6. コロナウイルスは障碍者の就職活動に影響を及ぼしている
  7. you tuberの「へずま りゅう」さんが山口県の参議院補欠選…
  8. 【海外ニュースウォッチ】バリ島に避難するロシア人とウクライナ人【…

おすすめ記事

犬と猫の性格差①~②

昔は犬も猫も狩りをして生きてきました。もともと犬と猫は同じ肉食類という『肉食哺乳…

そうだ、お伊勢さん、行こう

お脳味噌をとろ火で煮詰めたら、焦げ付いたでござる(挨拶)。と、いうわけで、フジカワです。…

薬の副作用でアカシジアになるとどうなるか

 アカシジアとは、脚がムズムズして、体を横にすることも、椅子に座っていることも、正坐…

コロナウイルスが世界に広がりつつある

 中国武漢で感染が発見された、コロナウイルスが世界に広がりつつある。日本、タイ、韓国…

怖い話『チャイルドシート』

大学も夏休みに入り、2年ぶりに帰省したときのこと。2年ぶりという…

新着記事

PAGE TOP